2008年7月 4日 (金)

『鬼平犯科帳』をちょっとだけ観た

クーです。

最近ユキが中断していた『鬼平犯科帳』をまた読み出した。
それを見て負けじと私も読み返す。
何度読み返しても面白い。
面白いのだけれど他のも読みたいなとつい思う。
『剣客商売』と『藤枝梅安』は何冊か読んでみたものの、どうも性に合わなかった。
池波正太郎作品の中で最初に『鬼平』に手を出してしまった事を私は少し後悔している。
『鬼平』がガッチリ合い過ぎて他の時代小説や池波作品へなかなか気が向かない。
なので今は『真田太平記』と『火の国の城』を買うか否かとても迷っている。

そんな中、ネットで池波作品を検索していてTVドラマの鬼平を観たことがない事にふと気がついた。
そうしたら
「忠吾って、粂八って、伊三次って・・・あぁみんなどんな人が演じているのかしら」
と気になって気になってどうしようもなくなり、わーっと勢いでDVDを4本借りて来てしまった(中村吉右衛門が平蔵なのは知っていた)。
まだ鬼平の4巻辺りをじっくり読んでいるユキに
「あれ?『唖の十蔵』からじゃないや。ユキは見ちゃダメだねぇ」
などと言い渡したものの(私が鬼か)、結局ユキも本を置いて何話か観ることに。

のっけから「ジャジャーン!」みたいなオープニングに驚いてしまい、
「うへぇ、やっぱり止めとけば良かったかな・・・時代劇ってやっぱり馬に乗って走らにゃいかんのかい」
と苦笑したものの、せっかく借りてきたのだからと意地になって観た。
観たんだけれども・・・。

「おおぉ」とニヤっと出来たのは平蔵と忠吾と酒井くらい。
江守徹の左馬之助が出てきたときは何だか2人してぷっと笑ってしまった。
(私はもっと背が高くひょろっとしたイメージ、ユキはやはり背が高いがガッチリして大男のイメージらしい)
伊三次は「明神の次郎吉」(だったかな)あたりでやっとそれっぽくなって来たけど、最初は落ち着き過ぎていて誰だか分らなかった。
それに伊三次はもっと若いイメージだったなぁ。
がっかりしたのは「おまさ」。
そりゃ役者に化粧するなってのは無理だろうけど、「化粧っ気がなく、浅ぐろい健康的な三十過ぎの女性」という若々しいメージは無残に砕かれた。
一刻も早く原作を読んでこのTVドラマのイメージを忘れたい。

決定的だったのは「久栄」。
イメージがどうこう以前に
「久栄はこんな女じゃないやいっ」
とTVの前で1人ぶーたれてしまった。

でしゃばり過ぎ。
妙に可愛らしい女を演出しすぎ。
ここで久栄を出したら、こんな台詞言わせたら台無しじゃないの、と思う場面もしばしば。

私の中で久栄は、女らしさや優しさを持ち合わせつつも、
「女は男しだいにござります」
「近藤勘四朗など、あなたさまにくらべれば、塵あくたも同然」
とか
「もっとおやりなされませ。息の根が絶えてもかまいませぬ」
など、バサリと言い切ってしまうような「さすが平蔵の奥方様」と思える素敵な女性だったのに。

私の好きな沢田小平次(というか誰が誰だか分からなかった)がちっとも活躍しないし、粂八は出てくるの遅いし。
それに色々と事情があるのだろうけど、話の内容や設定が変わってしまっていたのも残念だった(特に「蛇の眼」)。
とにかくもっと殺伐としていて欲しかったなぁと思う。
だからこそ忠吾とか、他のちょっとした笑ってしまうような場面が本当に面白くて和むのに。
そんな訳でTVシリーズは五郎蔵が出てくる前にギブアップ。
どうも私にとって『鬼平』は映像を自分でチラつかせながら読む方が性に合っている小説のようだ。

でもエンディングの映像とジプシーキングスの「インスピレーション」はとっても良かった。
オープニングで裏切られた「『鬼平』はこうあって欲しい」との期待がそのまま形になっているようで嬉しかった。
まさしくこのイメージだ、とそこだけ見入ってしまうくらい好きだ。
「この曲を聴きながら原作を読むと最高だ」
というのがユキと私の異議なしの感想でした。

DVDの勢いもあってか、池波正太郎は『男の作法』をちょろっと読んだ事があるくらいだなぁという父と
「『鬼平犯科帳』がすごく面白くてね、あれ読んでるとすごく蕎麦を食べたくなるんだよねぇ」
なんていう話を電話のついでにしてみたら

「なんだかオジサンみたいだなぁ、お前。あはは」

と笑われ、ものすごく落ち込んで受話器を置いた私。
オジサンにオジサンみたいって言われたくないわ。

なんだかくさくさするな。
あぁもう、蕎麦を食いに行くぞ、蕎麦。

いいさ、オジサンでもかまわない。

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2008年6月21日 (土)

ちょっと怒ったヨ。

ハッと気がついたらずいぶんと間が空いてしまっていて自分でもビックリしています。

突然だけれど、日本人は政治に対して我慢強いとか無関心だとかよく言われるけど私もその1人だと思う。
我慢強いと言うよりも
「ん~・・・まぁ仕方ないね」
とか
「じゃあお前が外交やってみろとか経済について語ってみろとか言われたら出来ないしなぁ」
など、知識や認識が浅いが故に生じる諦めや無関心が主だと思う。

そんな私でも
「なんだそりゃ」
と首をかしげる事が日々増えていくような気がしてならない。
たくさんありすぎて何から書けばいいやら。

まずは『人権擁護法案』。
これはググればYouTube等、いくらでも出てくるので知らない方はぜひこの法案について考えてみてください。

それからつい最近だとコレ。

(↑分割されているので続きは関連動画で)

テレビや新聞ではあまり報道されない事。
表現や印象を変えて報道される事。
そして直ぐに忘れてしまう私達国民。

なんでも相手のおっしゃる通りにってな国なんだな。
日本は国民を守ってはくれない国なんだな。
日本の政治家は日本をどうしたいんだろう。

どんどん増していく疑問や不信感。

なんだか怒りよりも胸が苦しくなるような悔しさに近いものを、最近の日本政府には感じる事が多い。
北朝鮮への経済制裁解除。
仮にこの動画で言っている事(経済制裁解除はとっくの昔に決定していたとか、アメリカがどうだとか)が真実じゃなくても、
「再調査しまーす」
なんて一言で解除して良いか悪いか、私にだって分かる。

パンダなんかいらないよ、バカ。

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2008年5月 9日 (金)

あれ?何しに来たんだっけ?

クーです。

最近伊豆に行ってないねぇとふと思った。
テーマは
「そうだ、『浄蓮の滝』を見に行こう。でも渋滞は避ける。例えナビがなくてもだ」
です。
伊豆には結構な回数行っていながら、まだ1度も『浄蓮の滝』を見た事がなかった2人。
行き慣れた西伊豆からぐるりと回ってみる事に。

相変わらず、急カーブからバスがぬっと顔を出すと「ぎょえぇ」とビビってしまうような細いうねうね道。
それでも多少整備されて走りやすくなっていることに驚いた。

朝の大瀬崎。
かなり無難で人気のあるダイビングスポット。
Img_3132 まだこの時期はドライの方が圧倒的に多い。
大瀬崎と八幡野はよく潜りに来た場所。
朝のダイブは澄んでいて気持ち良いだろうなぁ。
このゴムの匂いを嗅ぐと無性にまたダイビングがやりたくなる。
のんびりと準備をしながら談笑する人達を横目に懐かしさで胸がいっぱいになった。

そのまま南下して戸田港。
旅人岬からの風景。Img_3135_3

高所恐怖症の私はちょっと足がすくむ。Img_3139_2
 でもなんて清々する景色なんだろう。Img_3136

今日は富士山もなんとか見えて良かった。
Img_3148 何を獲っているのかな。
海んちゅは何歳になってもカッコ良い。

宇久須港から410号で湯ヶ島へ抜ける。
天城放牧場なんて知らなかった。Img_3155_2

すごーい、ここ雲の中だ。
すっげー寒い。
でも「ペーーーターーーッ」って叫びたくなる良い景色。
(あ、でもちょっと叫んじゃったけど)

川端康成で有名な「湯本館」はちょっと覗いてみたものの、人気がなくて駐車場もイマイチ分からずにそそくさと退散。
やっぱり泊らないとダメかもしれない。

R414に入って「いやぁ順調、順調」なんて笑いながら、
「隠しきれない~移り香がぁ~♪」
と気持ちよく歌っていたんだけれど、もうすぐ『浄蓮の滝』だという所に差し掛かった時。

「九十九ぁ折り~、浄蓮のたぁきぃ~、舞い上がりぃぃ~~・・・」

うげッ
ひぃぃ

2人も最後まで歌えなかったヨ。
修善寺へ向かう反対車線の渋滞、『浄蓮の滝』の駐車場の混み様。

「いやぁ参ったね」
「こりゃヒドイわ」

・・・・っておい、ユキ。
お前どこまで行くんだよぉぉぉ。

ものっすごい通り過ぎてるんですけど。
ここもう『道の駅』なんですけど(泣

この『道の駅』よりずっと後ろから渋滞は続いていて、「戻る」なんて選択肢は私達には考えられなかった。
もういいや、また来よう。
こんな時期に来た私達が悪かったんだ。
そうだこの先にだって滝はあるさ、そうさ。
『浄蓮の滝』だけが滝じゃぁないさ。

てことでじゃ、じゃぁ『旧天城トンネル』だけはちゃんと見に行こうぜと下田方面へ南下。

旧道に入って少し行ってから車を停めて歩いてみる事に。
新緑が気持ち良いなぁ。
すごいよねぇ、昔の人ってどこに行くにも歩いていたんだから。
こういう道を歩くのってやっぱりイイよねぇ。
あぁ気持ちがイイ。
Img_3157_2

・・・・

「ねぇ、まだ?」

ムシムシして非常に暑い。
あと1kmの看板で気持ちが折れた。
(どんだけ運動不足だ、私)
これは車を持ってきた方が良いのではないかとの結論に達した2人。
ユキは車に戻り、私はそのままトンネルを目指してひたすら歩く。

やっと辿り着いた『旧天城トンネル』
(湯ヶ島側から)
Img_3166_2 昔はここに茶屋があったらしいのだけど、今はトイレがあるだけでその面影はない。
トンネル内の電灯も昔のガス燈を象った物があってレトロな雰囲気がまだ残っている。
夜来たらきっと怖いだろうな。

トンネルを抜け、河津方面へ。
途中
「オイ、一体何があった」
と問いかけたくなるような河童に出会う。
Img_3173a 東伊豆に抜けるのは危険な香りがしたので、R136でまた西伊豆方面へ。

ここは外浦浜。
Img_3176a 弓ヶ浜よりも落ち着いていてこじんまりした感じが好き。

堂ヶ島で夕景の写真を撮りたいとユキが言い出す。
道沿いの駐車場からこの岩場まで登って行ける。
この岩は『亀岩』と呼ばれていて、手前が甲羅で奥の岩が頭に目も付いているように見えなくもないんだけれども。

んなこたどーでもいい。

だから私は高所恐怖症だって言ってんだろうがッ。

Img_3183aImg_3186a_2 いやぁぁ、やめて、そこのアナタ立たないで。
見ているだけで心臓が痛くて死にそうだわ。
足をガクガクさせながら夕日を待ったけれど、だんだん曇ってきてしまった。
残念。
Img_3191a 今回はこのまま西伊豆から沼津まで戻る、伊豆半周のドライブだった。
ここで当初の目的を思い出す。

「なぁ、滝はどうしたよ」

「ループ橋渡ったら忘れたみたいだな」

「滝を見る」という目的は果たせなかった。
初めて入ったところで食べた蕎麦も寿司もがっかりだった。
最近新しい店に入るのが怖い。
道も「これ国道?」ってなくらいうねうねくねくねだったけれど。

伊豆はなぜだかどうしてまた来たくなる場所。
特に西伊豆はこじんまりした浜や港が沢山あって、とても魅力的なドライブルート。
海が見えたと思えば直ぐに山の中だったり。

そう、今度は戸田で釣りしてタカアシガニ三昧。
堂ヶ島で洞くつめぐり遊覧船。
河津で見かけた旨そうな蕎麦屋に絶対行くぞ。

今度こそ『浄蓮の滝』を見て・・・・でもやっぱり中伊豆は混むからイイかな。

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2008年4月30日 (水)

魚卵まつりの夜

クーです。

東海林さだおの丸かじりシリーズの中で

「最後の晩餐に炊き立ての白米を食べてよいと言われ、その上おかずを一品だけつけてやろうと言われたら何を選ぶか」

という話があった。
確か東海林さだお自身は「生卵」がダントツで1位だったと思う。
で、その後が塩鮭とか納豆だったような気がする。
(本を引っ張り出すのが面倒だし、どの本に書いてあったか記憶も曖昧なのでそういうことにしておく)

これに異議を唱える人はそんなにいないと思う。
「生卵」は私も上位に入ってくる。
卵かけご飯は美味しい。
「納豆」もほぼ毎日食べるくらい好きだ。

でも1位じゃない。

私が選ぶなら「筋子」だ。

これこそ
「異議あり!」
の怒号が飛び交いそうだけれども。

海ナシ県で育ったくせに、新潟出身の母のおかげで我が家の食卓には頻繁に丸々一本で届いた新巻鮭や筋子が上っていた。
新巻鮭が届くと、指導するのは母、捌くのは父。
その楽しそうな様子は今でも覚えている。

余談になるけど、新巻鮭の尻尾と頭はどうするか。
我が家では頭は少し塩抜きをし、鼻から縦に半分に切ったのを鍋に入れたり煮物にする。
尻尾は気持ち多めに身を残し、そのままどこか風通しの良い日陰に吊るして数日干す。
イイ感じに乾燥したら骨ごと出来る限り薄く切り、なるべく良い日本酒にひたひたに漬け冷蔵庫で1日。
これは寒い冬にしかできないけれど、とにかくものすごく旨い。
鮭トバのような臭みがなく、クニクニした身と皮の食感がたまらない。
良い新巻鮭が手に入ったら是非試してみて下さい。

で、話を戻しますと。
静岡に来てから残念な事。
とにかく魚が置いてありそうな所には「マグロ」ばっかりだったということだ。
確かにマグロは美味しい。
生シラスや桜エビを初めて食べた時本当に美味しいと思ったし、
「あぁ、これが旬の物、その土地でしか食べられない物を食べる贅沢なんだな」
としみじみ思った。
それがとても幸せな事だということも理解している。

でも。
どうしても食べたくて食べたくて仕方なくなる物って皆絶対にあると思う。

隅っこに追いやられた何だか妙にピンク色のタラコ。
見かけても1、2個しか置かれていない妙に赤くてほぐれた筋子。
たくさん並べられてはいるけどなーんかピンとこない味の鮭。

スーパーはもちろんデパートの地下や魚市場なんかで彼らを見かける度、
「ひょっとしたら」
と期待しながら買ってくる。
そしてワクワクしながら1口。
「・・・そうか、そうきたか」
と小さく呟く。
鮭は1切れが2日かけてやっと消費され、筋子は危うく忘れそうになるくらい長い期間冷蔵庫に陣取ることになる。
もしかしたら意識的に見ないようにしているのかもしれない。
何度懲りても、
「今度こそ」
と思いながら一向に学習能力の向上が見られない。
そして毎度溜息をつく。

ここ2年程、新潟に帰る機会がなくてちょいちょい禁断症状が出ていた私。
先日ユキが突然
「なぁ、マルヒコに頼もうよ。」
と言ってきた。
マルヒコは新潟に行った時、少々遠回りしても寄る店だ。
随分前に「HPあったよ」と言った私の言葉を彼は覚えていてくれたらしい。

「でも高いよ?」
と迷う私に
「たまにはいいじゃん」
おお。なんという神のお言葉。
さっそく2人で新津弁を懐かしみながら電話注文をした。

コレクトコールのクール便でやって来た愛しい彼ら。
ニヤけた顔でいそいそと荷物を受け取る女。
配達のお兄さんはさぞかし不気味だったに違いない。Img_3053a
 写真じゃ見難いけれど奥が銀鮭、手前が紅鮭の山漬け。
「山漬け」っていうのは鮭と塩を交互に山のように積み上げる事からきた名前だとか。
もっと色んな種類を頼みたかったのだけど、去年は鮭が不漁だった為に中々手に入らないらしい。
なるほど、いつもよりちょいと薄い切り身のような気もする。
こっちでもノルウェー産のをよく見かけるのが頷ける。
ノルウェー産の物はソテーにするなら良いけど、塩鮭にすると脂がのりすぎていて私は苦手だ。

本当は「塩引鮭」が残っていたら1切れでも・・・なんて淡い期待を抱いていた私達。
時期が時期だし今年は本当に数が少なかったとのこと。
「塩引鮭」というのは村上名産の手間のかかる塩鮭で、塩漬けにした鮭を寒風で干す独特の旨味を持った高級品。
これを丸ごと1本買おうと思ったら目玉が飛び出るくらい高い。
でも食べると鮭の概念が変わってしまうくらいものすごく旨い。
これで鮭のおにぎりなんか作ったらもう他のは食べられなくなる程、独特の風味があって美味しい。

んん、残念。
まぁ時季外れなのは重々承知。
いいのさ、メインがあれば。
Img_3058a メインの魚卵たち。
写真左から「ます子」 「内地子(ないちこ)(鮭子)」 「たらの子」
筋子にも鮭の子とマスの子がある。
「内地子」っていうのは鮭子の事。元々は漁師がそう呼んでいたらしく、今じゃ若い人はあまり言わないみたいだ。

じゃ、魚卵まつりの始まりだよ。ひゃっほー。

とりあえず「紅鮭の山漬け」だけ焼いてみる。
ハッと気づいたら一口食べてしまった。
食べかけすみません。
Img_3066 はぁ。
旨い。
あのね、しょっぱいんだけどしょっぱくないの。
白い米がなくてもこの鮭だけで、腹の方まで食べられる塩加減なの。

ただ塩っぽかったり油ぽかったりする鮭とは違って、1枚づつ箸で取れるプリッとした身。
「そうです、鮭です」っていう鮭独特の味がしっかりする。
皮もパリっとして旨いなぁ。

では念願の「内地子」を炊き立てのご飯に。
Img_3073a
くぅ・・・。

「ど、どうした?」
とユキがビックリして聞いてきたくらい、私は泣きそうな顔になっていたみたい。
実際泣きそうなくらい旨かったわけだが。
だってこれが食べたくて食べたくて仕方なかったんだもの。

唇がヒリヒリするくらいしょっぱい。
けど旨い。
イクラとは違い、ねっとりとして噛みつくとトロリと濃厚な味が舌にまとわり付いてくる。
熟成した味。
このねっとりがたまらない。
コクがあって深みがあって。
ああもう箸が止まらないよ。

「マス子」は「内地子」と比べるとさらりとした味で少し独特の苦味がある。
よく見かける、なんだか鰹ダシだか醤油だかがプン鼻をついて不自然にプチンとはじけてしまう変な筋子とは違って、柔らかくプツリと割れて、とろりと口の中に広がる味はなんとも言えず旨い。
Img_3070a_3
たまたま見かけたこのビール。
まるで生ビールのような旨味と苦味があってすごくイイ。
でも今日はユキにグラスに注がれて
「飲まないの?」
と言われるまで手が伸びなかった。
いつも夕飯はビールを飲みながらちびちびとしかつままない私。

えへ。
ご飯2杯目。
(ユキの好奇の視線)
ルクルーゼで炊いた白米は美味しいな。
おこげつき。

こちらはユキたっての希望で多めに注文した「たらの子」。
Img_3071 明太子も確かに旨いのだけど調味液に付け込む分、どうしても卵が水分を多く含んだようにバラバラ感が増すような気がする。
それに比べるとこれは一粒一粒がキュっと締まって味が濃縮された感じ。
塩加減が抜群。

これも旨いなぁ。

少しもったいないけどシラタキとタラコをさっと煮炒めた真砂煮も美味しい(酒、みりん、ほんのちょっとだけ醤油をたらす)。
表面をサッと焼いて熱いほうじ茶を上からかけるだけのお茶漬けもこれまた旨い。
大好きだ。

ムッ。

なんか気配が。

あ。チコさん。

Img_3075a

スタンバイされていらっしゃいましたか。
(実は鮭を焼いている時からずっと足元でふにゃふにゃまとわりついて危険極まりなかった)

普段はあげないけど・・・しょうがないナ。

旨いものは皆で分け合おうか。

(鮭を小指の爪の先程)

ちょっ・・・早っ。

あぁ、なんて幸せなんだ。
今夜もし間違って突然死んでしまっても悔いはない。
(明日はイヤだけど)

「オレさ、普段あんまり鮭とか筋子とか食べないじゃん?」
と新たな筋子に手を伸ばすユキ。

そう言えばそうだね。
でも今日は私以上に食べてないか?

「だっていつものはやっぱり不味いし(笑)」

コ、コノヤロー。

いつも「コレ買おうよ」とかそそのかしておきながら、1口食べて「あれ?」と思ったヤツは私に喰わせていたんだな?
どうりで塩鮭も筋子も減らないわけだ。

九州出身の彼は今まであまり鮭だとか筋子だとかを食べた事がなかったらしい。
でも1度新潟に連れて行ってからは
「今回は何を買って帰ろうか?」
と私よりテンションが上がっているユキを見ることが多々あった。

喜んでパクパクと頬張る私を見て
「注文して良かったね」
と微笑むユキ。
でもひょっとしたら本当は彼の方が食べたかったのかもしれない。

コレステロール?

塩分過多?

なぁに、それ?

ま、たまにだからイイんです。

やっぱり私の白米の友第1位は「筋子」に揺るぎない。

そんなに旨いもんじゃないよなぁ?って思っている方。
是非ちゃんとした筋子や鮭を食べみて下さい。
筋子が愛おしくなるかもしれません。
(ウソ)

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2008年4月19日 (土)

ソビスケ @静岡市駿河区

クーです。

ネットで見かけた新しい蕎麦屋、ソビスケ
このHP見たら一体何をどうしたいのか、何処へ行こうとしているのか、どんな蕎麦・・・じゃなくて「ソビ」が出てくるのかワクワクしすぎて堪らなくなった。

入っていきなり。
Img_3024
うは。
ダメだ。
好きすぎる。
だってこれ回ってるんだもの。

お。
意外に(失礼な)キチッとした優しそうなご店主。
これ被りながら打ったりするんだろうか。
「被ってる時の方が上手く打てるんですよ(満面笑顔)」
とか言って欲しい(妄想)。

最初に「ソビ茶」と「ソビの実」。
私は自分でも不思議なんだけど蕎麦好きなのに蕎麦茶はそんなに好きじゃない。
飲めない程ではないけれど、うまいと感じた事があまりなかった。
でもここのは一口飲んで「あ、美味しい」と思った「ソビ茶」だった。
Img_3014 オシナガキはカタカナでちょいと見にくいけれどキニシナイ。
「セイロ」と「テンイナカ」をオネガイシマス。
(オシナガキの横にある小冊子に写真付きで詳しく載っているのでそれを見てもいいかもしれません)
Img_3020 とてもきちんとしてなかなか堂々とした風情のソビ。
シャキっと腰があって表面のざらつきは控えめだけど、私は結構好きなソビだ。
Img_3021 食べる前に頂いたソビ茶の影響もあるかもしれないけど、香りがとても良い。
「サンショク」にすれば良かったとしみじみ後悔。
Img_3019 「イナカ」は見た目よりもモチッとしていなくて、やはりしっかりとした腰があってスッと食べやすい。
「セイロ」「イナカ」共に香りが良く、とてもスッキリとした印象。

Img_3023 「テンネタ」は衣が軽くてサクッとしてイイ揚げ具合。
一口もらった海老は噛んだとたんにジュワっとしてニコニコになった。
薬味入れの中に塩もあったので、塩で天ぷらを食べるのが好きなユキも満足気。
量も大満足。

ツユは甘くはないのだけど、かなりあっさりしている。
ダシがしっかりしていたので食べる内にそんなに気にならなくなったけれど、やっぱりかえしがもっと強い方が私は好きだ。

蕎麦を食べ終わる頃、残っていた薬味の大根おろしを口に放り込んでいた私。
店員さんが蕎麦湯を持って来てくれたのだけど、

「ソビユです(ニコッ)」

と急須を置かれて、思わず大根おろしを口から吹きそうになった。

徹底してるなぁ。
ツボったヨ。

店の雰囲気のように清々しくて口の中にいつまでも心地良く残るソビの余韻。
他のお客さんがほとんどいなかったのもあるかもしれないけど、とてもゆったり過ごせた気持の良いソビ屋でした。

ツユは「サラシナ」だと丁度良さそうなので、夜にでもお酒とツマミと「サラシナ」でチビチビやってみたい。

ちなみに・・・

 打ち場の写真は会計の時どうしても気になって
 「あのう、写真撮ってもいいですか?」
 と恥ずかしさを飲み込んで、恐る恐るご店主にお聞きしたら
 「どうぞどうぞ、止めましょうか?そこ開けてもらって構わないですよ」
 と、こちらが恐縮してしまうくらいにとても優しい笑顔とお言葉。

 「じゃぁ、被って頂いていいですか?」
 危なかったぜ。
 うっかり言わなくて本当に良かった。

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2008年4月12日 (土)

蒲原館 @静岡市清水区

クーです。

昨年友人から
「すごく美味しいよ。家は昔から家族みんな好きだよ」
と教えてもらって以来、私達も「すごく好き」になったラーメン。
昔は旅館でその食堂が残っているという、とても有名な店なんですね。
気がつけば月に2度は通ってしまっている私達がいる。
Photo 綺麗なラーメンだな。
「昔ながらの味だよ」と聞いていたのでそんなに期待していなかったのだけど、目の前に置かれたラーメンからは私達の大好きなトンコツの香りがふわりと漂ってくる。
うしし。なんていい香り。
その香り通り、しっかりとトンコツの味、甘みがあるスープ。2
チャーシューは日によって部位によって、硬かったり柔らかかったりで色々だけどそれもまた楽しい。
ほんのり表面がざらりとしてゆるく縮れた麺。
いつも硬めにしてもらうのだけど
「あれ?もう終わっちゃった」
っていうくらい最後まで美味しくあっという間に食べ切ってしまう。

「えぇ??これが昔ながら?」
とビックリ。
私達が想像する昔ながらのラーメンというは、もっと醤油が強くてしょっぱいイメージ。
だからこのラーメンは逆にすごく新鮮な味だった。
Photo_2Photo_3Photo_4   ユキは今までラーメン全種類とオムライス、チャーハンを試しましたが、その度に目の前で『ラーメン』を啜る私に
(私はいつものことながら頑として『ラーメン』しか頼まない)
「あー・・・。やっぱ『ラーメン』にしておけば良かったかも・・・」
と呟き、
「なぁ、ちょっと交換しない?」
とトレードを要求してくる。

(一口で終わるわけないからイヤですョ)

他のも決して悪いわけではないのだけど、「やっぱりラーメン」の結論に。

そして私はいつも最後の一口の麺を啜る時
「・・・大盛りにしておけば良かったかな」
と少し後悔する。
でも車に乗り込んでしばらくすると
「あ、やっぱり丁度よかった」
と幸せな気分になる。
なのに、またここに来た時には
「大盛りにしようかな」
と悩む終わらないループ。
でもたぶん大盛りでもペロっと食べきる自信ありの、大好きなラーメンです。
(最近食い過ぎだナ)
Photo_5Photo_6  ちなみにいつも(すんごい)混んでいるので私達は時間をずらして伺うようにしてます(土日は通し営業)。
そして少し遅い時間の方がスープが濃厚になっているような気がして、ますます大好きな味になっていたりするのです。

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2008年4月 9日 (水)

長浜ラーメン @韮崎市②

クーです。

今期はなかなかスノボに行くことができなかったのでブーブー言ってるユキ。
その少ない機会の中で楽しみにしているのは『長浜ラーメン』でラーメンを食べる事。
まぁスノボがなくてもわざわざ食べに行ってしまうくらい、ここのラーメンが大好きな2人なんですが。

アツアツのラーメンは冷えた体に沁みます。
スープは相変わらず好き。
美味しいと思う。

でも。

昨年から何度か行ってみたけど、どうも少し前から麺が変わったみたいだ。
バリカタにすると昔のようにコリコリポクポクした麺じゃなくて、なんだかべちゃっとしてモロに「えと・・・結構生っぽいです」って感じ。
Img_0987aImg_0989a

このコリコリした黄色っぽい昔の麺が大好きだったのに・・・。
(写真はもちろんずいぶん前のもの)

小麦の値段とか色々な物が値上がりしている影響がここにもあるのかなとふと思ったり。

近場で美味しい豚骨ラーメンが食べられる貴重な店だったのにな。
今は大変なんだろうなぁと思いつつ、でもやっぱり昔の麺に戻して欲しいとなと願いながら替え玉をせずに帰った、ちょっぴり切ないある日の夕方でした。

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2008年2月23日 (土)

鼻歌。

クーです。

なんだか今年の年度末は「うへぇ」ってくらいバタバタしています。

突然ですが「鼻歌」って自分の中で流行りがありますよね?

近頃の私はコレ。
何かしていてふと気がつけば「35円足りない~♪」と口ずさんでしまっている。

「コンビニ」という曲 。
※音量に注意

猫Ver.


フルバージョンも出たからこっちも。
アニメVer.

久々に覗いたニコニコ動画で見つけました。
普段は料理動画ぐらいしか見ないのだけれど(ドアラも好き)、
「なんだかとっても癒されたい。すごくまったりしたい」
(TVが恐ろしく面白くなかったのもある)
とジャンルもめちゃくちゃにクリックしたこの動画。

「初音ミク」ってのが流行ってるみたいでニコニコ動画はミクだらけになっていたんだけど、「ふーん」って感じで私にはイマイチ良さが分からなかった。

でも悪くないかも。
この曲で好きになったかも。
うん、これ好き。
曲を作った方も絵を付けた方も、とってもステキだなと思う。
自分でこんな風に曲が出来ちゃうんだよね、すごいよ「初音ミク」。
「ほのぼのするわぁ・・・」
とほんわか気分。

(あぁ、こんな気持ちを持っていた頃もあったよねぇ・・・フッ)

あ、あれ?なんか悲しくなっちゃったよ?

もう少し落ち着いたらちゃんと更新します。

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2008年1月22日 (火)

よかとこ。

クーです。

帰省する時、博多駅では「特急つばめ」に乗り換えるんだけど私はこの列車が好きだ。

唐突ですみません。
別に私は電車マニアでも何でもない。Img_2804a
でも初めて
「なんかイイな」
と思った列車だ。
新幹線とかみたいに
「ほら、乗れよ」
みたいな冷たさじゃなくてあったかーい感じ。
乗務員の方が乗降時に(始発と終点だけだったかな?)ドアの外で丁寧に挨拶をしてくれる。
背筋のピンとした制服姿のキレイなおねーさんが、ニコニコしながら
「お疲れ様でした」
と優しく言ってくれるから、私は思わず
「つ、付き合って下さい!」
と手を出しそうになる。
飛行機みたいだし、ちょっと高級な列車に乗る気分。
車掌さんの方言交じりの話し方も心地良い。

新幹線を乗り継ぎ、混雑にうんざりし、ただ移動してますっていう味気ない作業のような帰省を
「今日は九州に旅行ざますのよ、おほほ」
と一気に旅気分にしてくれる。

設備もしっかりしている。
ビュッフェもある。
グリーン席にはもちろん、自由席にまでコンパートメントがある。
私達は2人だからもちろん遠慮するけど、このコンパートメントの前を通る度、
「この何処かにミスターと大泉さん達が・・・」
と思い出してニヤリとしてしまう。
(水曜どうでしょうの事なので分からない方はスルーして下さい)

でも九州新幹線が博多まで完成したらなくなってしまうのかな?
そしたらすごく残念だ。

だって九州新幹線は高いんだもの。
在来線は本数少ないし。
路線を増やすんだったら縦よりも横だと思うんだけどな。
「特急つばめ」はぜひ残して欲しいと思う。

それから慌ただしい帰省の中での唯一の楽しみ。
それは博多駅でお土産を買う時間。
(特に自分達への)

主に買うのは明太子とお土産ラーメン。
明太子は『魚住』と『博多あごおとし』が好き。
両方とも卵のツブツブ感がわざとらしくなく、明太子特有のエグミもなくてとても美味しい。

お土産ラーメンは今までいくつか買って帰ったことがあるのだけれど、なかなか「美味しい」と思うものに巡り合えなかった。
ところが数年前に、
「これで美味しくなかったら、もうこういうの買わない」
と手にしたのがコレ。

『太宰府八ちゃんラーメン』
Img_2847a
それ以後、毎回買って帰るようになっていた(笑)

こういうお土産ラーメンは、食べていてどうしても
「まぁ所詮お土産ラーメンだし」
と思ってしまうことがよくある。
そんな時は、せっかく作った味付け玉子やチャーシューがしゅんとして見える。
お前達、このスープに入る為に生まれてきたんじゃないよね、可哀そうに・・・・。
と涙が出そうになることがよくある(嘘)

でもここのは違うんだなー。
手作りの具達も、
「ヒャッホー、これこれ」
って喜んでイキイキしているように感じる。
「あーめんどくせ」とせっせと刻んだネギ達もキラキラと輝いて見える。
チャーシューも味付け玉子も、いつもよりしっとりと艶めかしく見える。
きくらげが「私はとんこつラーメンの為に生れてきました」と言っているのが聞こえる。
(オマエはなんの病気だ)
これがラーメン屋で
「はい、お待ち」
って出てきても全然怒らない。
むしろその店に通っちゃう。
替え玉もしちゃう。

細かい背油のような物が散っていて、かなりこってりしたスープ。
多めの油で少しとろみがあってちょっと太めの麺(博多ラーメンにしては)によく絡む。
トンコツの匂いとか味がしっかりとあるのに、食べやすい。
Img_2850a_2Img_2859a_2
家で食べるのは自分の好きな具をたっぷり入れられるし、麺も自分好みにバリカタに出来るから好きだ。

でも付属の乾燥ネギと紅ショウガはいらない。
その代わりというか「替え玉付き」のパックもあったら嬉しいのになと思う。
機会があれば本店までぜひ行ってみたい、そう思わせてくれるくらいに美味しい。
とにかく今まで食べたお土産ラーメンの中で1番好き。
(本音を言ってしまえば、今回食べた『一蘭』より好き)

九州は食べてみたい物、行ってみたい所がたくさんある。

「九州はよかとこョ。みんなきんしゃい」

いつか呼子で獲れたてのイカ刺身を食べるんだー。
日出町で城下カレイを食べるんだー。
お金があったら博多でアラも食べるんだー。

今年も食べ物ばっかりでいきます。

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2008年1月20日 (日)

一蘭 @ 博多サンプラザ地下街

クーです。

初めて博多駅に行った時も電車だった。
乗継電車の長い待ち時間、私は当り前のようにユキに聞いた。
「ね、ラーメンどこで食べる?」
返ってきた答えは
「え?食べたいの?」

な、なにを言っているんだ、このオトコは。
博多に来て「博多ラーメン」の1つも食べて帰らないと博多に失礼じゃないかッ。

で、到着したのは駅構内のラーメン屋。

いやいやいやいや。
あのですね。
私が行きたいのはですね。
ほらテレビとかでよく見る、屋台がずら~っと並んでるとこ。
それにさ、ちょっと駅から出ればすぐラーメン屋がいっぱいあるんでしょー。

「歩いて行けるような距離じゃないし、屋台は夜からだし。それに今そんな時間などない」

えぇぇぇ。

マジっすか・・・。

当時の私は駅から一歩出ればあの屋台街が広がっているのだと思い込んでいた。
ラーメン屋さんなんか、歩けば当たるくらいそこら中にあると思っていた。
(どんな想像だ)
そういう事は早く言ってくれよぉ。
お前見てたじゃないか。
新大阪で駅弁買うか?って聞いた君に
「うんにゃ、いらない」
って言った私を。
返してくれ。
博多駅まで繰り広げられた、私の駅弁我慢大会の時間を返してくれー。
うわーん。

っていう涙の思い出博多駅。
色々と調べてみたけれど、行ってみたい店はどれも駅からちと遠い。
今回は『キャナルシティ』の中のラーメンスタジアムでも行ってみようか、と駅から歩き出す。

さ、寒い。

なんだこの雪は。

静岡の温暖な気候に慣れ親しんだ怠惰な体には刺さるような寒さ。
そしてロータリー半ばまで歩いた2人の心は一つに。

「もー、すぐそこの『一蘭』でいいではないか」

目の前のビル地下入り口へ慌てて駆け込む。
根性ナシでもなんでもいい。
とにかく寒すぎるんだッ。

Img_2822ab_3Img_2808ab_3 この独特の空間がなんとも。
「この1杯に集中しろ」ってことなんだろうけれど、落ち着くような落ち着かないような。
ちょっとブロイラー気分。
注文票はこんな感じで頼みました。
「秘伝のたれ」はどうしようかと迷った末、寒かったので「あり」に○。
Img_2815a_2トンコツ臭さがしない、さっぱりしたスープ。
でもほんの少しとろみがあって、しつこ過ぎない甘みもある。
かためで頼んだ割には柔らかいけど、この粉っぽい感じの麺がやっぱり好きだ。
ただ「秘伝のたれ」の量が予想以上に多かった。
途中で混ぜたら一気に辛くなって、汗がじんわりと滲んできたくらい。Img_2823a
うひー。
1/2にしておけば良かった・・・。

それにしても駅から近くて便利だし、「博多ラーメン」食ったナと思える味。

でも今度は時間を作ってもうちょっと遠くまで行こう。

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«あきれた。