2009年8月 2日 (日)

思うこと

言いたい事だけ書きなぐりますので、興味のある方だけ”続きを読む”をクリックして下さい。
でもできるだけ多くの人に見ていただきたいそんな動画があるのです。

不安で居ても立っていられない。
後悔したくない。
そんな気持ちから書きます。

去年から嫌々30分程度のニュースを見るだけで、我が家のテレビはDVDとゲーム専用になりつつあります。
偏りすぎる内容に我慢できない。
ブログを書く気にもなれず、ただ悶々としていました。
テレビや新聞はなぜ「報道しない自由」を振りかざすのか。

私は生まれて初めて政治家というものを尊敬することができました。

麻生太郎首相が大好きです。

こう言うと殆どの人に「えっ?」と顔をしかめられてしまう。

でもこんな動画を見てもやっぱり「麻生は漢字も読めない馬鹿」と言われてしまうのでしょうか。

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2009年5月17日 (日)

こなや @静岡市葵区

クーです。

昨年書いてそのままになっていたのを発掘(苦笑

以前通りかかったら看板がなくなってしまっていたこちらの蕎麦屋。
2人してかっがりしていた矢先、『手打ち蕎麦 八兵衛』のレジ横でふと目にとまったポストカード。
手に取り裏返して見たら『こなや』の文字。
あらら??
お釣りを渡してくれる店員さんに慌てて質問する。
「このお店は以前山崎にあった『こなや』さんですか?」
すると店員さんはにっこり笑って
「ええそうですよ。よろしくお願いしますね」

おぉぉ。
ワーイ、なんだか嬉しいな。
移転しただけだったんだー。
(ということはこちらのご主人も八兵衛出身なのかな?)
Img_3346a ということで後日改めてお邪魔してみる。
以前とは違って大きなキッチンと広い店内。
お邪魔した時はまだ開店して間もない時期だったらしく、少しバタバタした印象を受けた。
でもやっぱりなんだか嬉しくなってユキと顔を見合す。
Img_3338 この日は少し柔らかめに感じたけれど、相変わらず太めでシャキっとした蕎麦。
若干薄いかなと思いつつもキリっとしたつゆ。
天ぷらは薄付きのサクサクとした衣で、素材そのものの味を強く感じる。Img_3342a_2

牛蒡の天ぷらと言えばかき揚げのように細く切られた物をよく見る。
でもこうやってざっくりと大きめに切ってさっと揚げると、牛蒡ってこんなにジューシーな食べ物だったのかと思うほど、噛んだ瞬間に口の中に牛蒡の風味が広がる。
これはとても美味しい。

ただ、野菜が中心の天ぷらはちょっと物足りないと思ってしまう私は男か。

場所が変わってもおいしい蕎麦が食べられる店。
今は窓際に日よけのスクリーンか何か付けたのかな。
冬の日差しがちょっと暑くて眩しかったテーブル席でした。
(クリックで大きくなります)Img_2

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2009年5月12日 (火)

小嶋屋総本店 亀田インター店 @新潟市中央区

「へぎそば食べてみたいよね」
と新潟に行く前に調べておいたへぎそばを出してくれる店。
雰囲気も素敵だし、乗ろうと思っていた高速ICからさほど離れていないし、丁度寄れる営業時間だし。
なんてうきうきしながら向かったのに待っていたのは営業時間終了の悲しいお知らせ。
ガーン。
神様ひどい。
定休日は月曜だけど、祝日は20時までの通し営業で。
で、今日は月曜日であり祝日なワケでゴニョゴニョ・・・。
電話すりゃ良かったんだなぁ(涙

腹ペコな訳じゃないけどこのままじゃなんだか悔しい。
慌てて携帯で店探し。
近場で唯一見つけたのが「小嶋屋総本店」。Img_3611
向かう途中、かなりの数の美味しそうなラーメン屋の誘惑にくじけそうになりながらやっと辿り着いたのが丁度夕飯時の19時過ぎ。
すでに順番を待つ沢山の人の姿にあぁくじけそうだわ。
ファミリーレストランのような店構えに少し不安を覚えたけれど、駐車場の車が新潟ナンバーばかりなので少し待ってみることにした。

しばらくして席に通され、さてさてとメニューを見る。
んー。
なんかよく分からないぞ。Img_3613
2人前『5合』って多いのか、少ないのか。
ざるとへぎの違いは何なのか。
「初めてなんですが」とお茶を出していただいた店員さんに尋ねると
「2人前では少ないと思いますよ」
とのお答え。
むむ。
伯母手作りの美味しいお昼を力いっぱい食べた後だったのでちょっと自信がなかった私たちは、せっかくの店員さんのアドバイスも聞かず、「へぎそば2人前 1400円」と「天ぷら盛り合わせ 1000円」でお願いすることに。
へぎそばはつなぎに布海苔を使っているだけでなく、「へぎ」という木製の器に盛り付けられているから「へぎそば」なんだそうで、独特の盛り付け方は織物の紡いだ糸の束に見立てられているらしい。
へーなるほど、と壁に貼られた説明を見ていたら憧れの蕎麦到着。Img_3615
おお、これがへぎそば。
まずそのまま口に運んでみる。
見た目以上に細く、滑らかすぎる程滑らかで本当にスルンと入ってしまう。
水っぽいのではなくて水分を多く含んだ瑞々しいという言葉がぴったりの蕎麦。
なのに噛むとコリコリっと口の中で跳ねるような、コシがあるとはまた違った不思議な食感。
飲み込んだ後にはほんのり海藻の香りがして、しばらくするとやっと控えめな蕎麦の香りがしてくる。
うーん、これは初体験。
Img_3616 蕎麦自体がかなり控えめだから、かえしが強い濃い目のつゆには薬味の葱を沢山入れたほうが美味しい。
そしてこの蕎麦には絶対天ぷらが必須だと思う。
ちょっと残念な揚げ具合の天ぷらだったにも関わらず、何故か箸が止まらない。
普段食べ慣れている蕎麦よりも天ぷらとの相性が抜群に良かった。

そしてなるほど老舗なんだなと思った心遣い。
丁寧な接客はもちろん、1つしか注文しなかった天ぷらの盛り合わせに、大根おろしも天つゆもちゃんと2人分用意していただいた。
「ファミレスみたい」なんて言ってごめんなさい。

だけどね、店員さん。
確かに食べやすくてスルスル入ってしまう蕎麦だけれども。
お昼を食べすぎた事を差し引いたとしても、間違いなく量が多かった。
調子にのって3人前とか頼まなくて本当に良かった(ホッ)。
2人してかなりお腹いっぱいになりました。
「新潟の人は沢山食べて沢山働くんだよ」
と昔伯父が言っていたけれど本当にそうなんだなぁと、あちこちの席で追加注文するご家族連れを見て思った。

蕎麦なんだけど蕎麦じゃないような、でもやっぱり蕎麦という初めての蕎麦。
次こそは最初に行こうと決めていたへぎそば屋に絶対行ってみよう。
そして食べ終わった後に気付いたけれど、今度こそ「からし」をつけてへぎそばを食べてみたい。

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2009年5月 9日 (土)

0泊3日

クーです。

私たちもETCの恩恵にあずかるべく、夜10時に新潟へ出発。Img_3626
考えることは皆同じ。
普段は絶対に混んでいない、トイレしかないような小さなPAにも車中泊と思われる車がぎっしり。
静岡への帰り道は上越JCTから断続的に渋滞が続いてぐったり。
そんな中でも楽しみなのがお土産選び。
高速料金が往復2000円という破格になった分、高速に乗る前も乗った後も財布の紐がだらりと開きっぱなしだった私たち。

『ますの寿し 幻』米山SA(寿し工房 大辻)

Img_3635_2 Img_3638_3大好きなマスの押し寿司。
「幻」という文字についつい手が伸びた。
マスは脂がのっていて本当に肉厚。
まったくと言ってよいほど酸味が残っていないしっとりとした味。
笹の香りが食欲を誘って、ちょっと多いかなと思っていたのに2人でぺろりと食べてしまった。
通常の物の倍近い値段だけれど、悔しいかな見かけたらまた絶対買ってしまうだろうと思わせる味だった。

『栃尾の油揚げ』黒埼PA(毘沙門堂本舗)

Img_3648aImg_3628上杉旗揚げの地にある秋葉神社の参拝客への土産物として生まれたらしいこの特大油揚げ。
外側だけサッと炙ってポン酢をかける。
アチチと頬張ると皮のパリパリと噛み応えのある中身のジューシーさに思わず美味しい溜息。もう普通の油揚げには戻れないワなんて思ったりする。

祖母の家の庭で採ってきたフキも三つ葉もおひたしにしたらとんでもなく美味しかった。
地元の商店では筋子もタラコも鮭もイカの一夜干しも買ったし、長野では蕎麦もおやきも買った。

今回のGWは仕事の方にはさぞ迷惑だっただろう。
それでもなかなか会えない人に会えるのは本当に嬉しい事だし、きっと国内で沢山のお金が回ったはず。
のせられてノッたけど悪い気分じゃない。
日本の企業がんばれ!

なーんて我ながら薄っぺらいわね、などと日本経済について少し考えながら、また油揚げを口に放り込んだ。

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2009年5月 8日 (金)

手打ちそば処 藤亭 @北杜市

桜の後は蕎麦を堪能。Img_3563
庶民的で落ち着ける雰囲気の店内。
値段もこの辺りではかなり控えめ。
「もりそば 700円」と「鳥もつ 400円」Img_3557_4
硬めに茹でられた香りの強い蕎麦で、ブツブツと切れてしまっているのを除けば好きな味の蕎麦。
つゆは山梨でよく見かける濃い目で出汁の強い(煮干しかな)タイプだけどこれはこれで好き。
「鳥もつ」はかなり濃い味付け。
Img_3560 Img_3558_2
慣れているはずの私でさえ「ちょっと濃すぎるかな」と一口目で感じてしまった。
ところが鳥もつと蕎麦を一緒に食べると起きる不思議な現象。
いつの間にかその「うわー濃い」が消えてしまう。
そして蕎麦を啜るとなんだか鳥もつをつままずにはいられなくなり、鳥もつをパクリとすれば蕎麦を啜るペースも何故か上がっていくという、自分でもなんとも理解しがたい状況になってしまう。
きんかんが入っていなかったのがちょっぴり残念。

この値段でお腹いっぱいになれる、昔おばあちゃんが打ってくれたような懐かしい素朴な味の蕎麦と鳥もつでした。Img_0001

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2009年4月29日 (水)

さくらさくら

クーです。
ちょっと時季外れになってしまいましたが。

4月初め、北杜市の『実相寺』を訪ねました。
どうしても1度は『神代桜』を見てみたかった。Img_3501a
きっぱりと晴れ渡った青空と淡いピンクの桜と水仙の鮮やかな黄色。
まだ雪を被っている甲斐駒ケ岳がより一層美しかった。
樹齢約1800年以上といわれる神代桜。
その姿が見えた時、2人とも思わず小さく声を上げてしまった程。Img_3527a
中央の幹は朽ちてしまっているのに、こんなにも見事に花を咲かせているのが不思議で感動的で仕方なかった。
畏れ多いような気がして話す声も自然と小さくなる。
実際、大勢の方がいたけれど大声で話す人は見当たらなかった。
「絶対なにかいらっしゃるよね」
「うん。いても不思議じゃないよね」
ずっとずっと昔からこの場所にこの木がある。
それがなんだか信じられなかった。
「信玄さんが戦に行く前、馬でここに乗り付けて、この桜の木の下で佇んでいる姿を想像した」
とユキが興奮気味に呟いた。
信玄さんが来たかどうかは分からないけれど、その想像はとても絵になるのできっとそんな事もあったんだろうと思いたい。
いつの時代も誰かがこの桜の花を見上げてたのかなと、何とも言えない思いが込み上げてくるようだった。
とにかく上手い言葉が見つからず、満足の溜息と「すごいね」を繰り返しながら帰路に就いた2人。

いざや いざや 見にゆかん

頭の中に「さくらさくら」がくるくると廻る。
来年もまた早起きして来たいなと思う。

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2008年11月 2日 (日)

そば清 @静岡市葵区

クーです。

休日にうろうろしていたら
「あれ?ここ蕎麦屋になってるよ??」
と偶然見かけた店。

『石臼挽き 挽きぐるみ』という言葉にふらふらと誘われるように車を停める私達。
まだ新しい店内はゆったりとした空間。
清潔感があってとても気持ちが良い。
初めての店って何故かドキドキする。
期待とか不安が入り混じっているからなのかな?
少し緊張しながら冷たい蕎麦を頼んでみた。
Img_3304a 蕎麦は少し柔らかめで想像していたよりもきめ細かくツルリとしている。
濃い目で甘さがぐんと控えめのつゆ。
魚や椎茸っぽい出汁の味が最初に強く感じられる、静岡ではあまり見かけないタイプ。Img_3301a
後味がさっぱりしているから蕎麦がするすると入ってしまう。
そしてここの天ぷらを気に入ったのがユキ。
衣が厚めでしっかりしているのに火の通し加減が程良く、ガリッ、サクッ、ジュワっとプリプリ。
衣がサクサクで軽いのも好きだけど、こういのもいいな。
「蕎麦屋でないと食べられない天ぷらだよね」
「うん、だから蕎麦屋の天丼って好きだ」
「今度来たらオレは天丼食べるぞ」
もう次に来る事を考える人。
そうね。
ぜひ天丼を頼んでほしい。
そしてもちろん2口ほど私によこすのだ
とほくそ笑む私。Img_3305a

帰りには「ご自由にどうぞ」とレジ横に置かれた、まだホカホカの天かすをいただき、笑顔で車に乗り込んだ。

最近新しい蕎麦屋が増えてきたみたいで嬉しい。
もっともっと沢山、色んな方が打つ蕎麦を食べてみたい。Img_2

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2008年10月25日 (土)

蕎麦屋 八兵衛 @静岡市駿河区

クーです。

こちらは最近ユキがお気に入りの店。
静岡に来て間もない頃、静岡の方にどこか美味しい蕎麦屋ない?と聞けば必ずと言っていいほど返ってくる名前だった。
でもいつ行ってみても店の外までずらりと見える行列に泣く泣く断念していた私達。
買い物などをしていてお昼のタイミングを逃してしまったある日、前を通りかかったら
「お?これはイケるんじゃないでしょうか?」
と思わせる車の少なさに初めて入ってみる。

まだ暑い盛りの夏の午後。
通された席で思わず「おお、いいねぇ」と小声で驚く。Img_3238
開け放された中庭からとても涼しく心地よい風がサワサワと通り抜ける。
こういう場所でまさかこんな清涼感のある庭を見ながら食事ができるなんて思ってもみなかった。
思いもよらず心地よい空間に、
蕎麦を食べる前から既に嬉しい気分で癒されモードの2人。Img_3235
Img_3232 やってきた蕎麦はこれまたみずみずしい姿。
少し太めでかなり硬く茹でられた蕎麦はスッキリとしていて、噛むと蕎麦の香りがふわりとする。
飲み込んだ後も何故かその香りはしっかりと口の中に残り、
「ああそうだ、蕎麦を食べたんだぞー」
と言う気分にさせる蕎麦。
それは多分このつゆのせいなんだろうと思う。

ユキがこの蕎麦屋を好きな理由もこのつゆが好きだからなんだそうだ。
かえしよりも出汁がしっかりしているこのつゆは、私にとっては「ちょっと軽い」感じがしてしまうのだけれど、この蕎麦にはやっぱりとても合っているのだと思う。
というかこの蕎麦だからこのつゆなんだなと妙に納得させられる蕎麦だ。

数回通ううち、一度いつもより少し蕎麦が柔らかく感じた事があった。
その日の気温とか湿度とかなんたらかんたらとか色々あるのだろうけれど、蕎麦が少し柔らかいだけでつゆも蕎麦もぼんやりとした印象になった。

硬めのこの蕎麦だからこのつゆ。
このつゆだからこの蕎麦。

「こんなちょっとの事で随分と変わるんだな、蕎麦って」
とユキと私は変な所で感心してしまった。Img_3241
すっきりとした透明感のある蕎麦を出す、いつも混雑しているのが納得できる蕎麦屋。

藤枝に本店があるらしいのでそちらにお邪魔するのも楽しみ。

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2008年10月20日 (月)

手打そば 吉野 @静岡市葵区

クーです。

蕎麦ばっかり食べている2人です。
随分と間が空いてしまったけれど、ひっそりまったりと更新していきます。

以前から行きたいと思いつつもなかなか足が向かない場所にある『手打ちそば 吉野』。
100円パーキングの空きがないと
「はい、残念」
とユキにスルーされてしまう、そういった意味で敷居の高い店。

でも最近は蕎麦が食べたいなと思うと一番最初に頭に浮かぶというくらい私は好きだ。
Img_3262a_2Img_3266 

啜ったときの蕎麦の細さやのど越しがとてもいい。
少し濃い目のつゆは出汁とかえしのバランスが程良く、この蕎麦にとても合っていると思う。

ユキはこちらの辛み大根で食べる蕎麦がお気に入り。
辛み大根を蕎麦にたっぷりと乗せ一気に啜り込むと、やおら箸を置き片手でおしぼりをキュッと握り
「くっ・・・、うま」
とか言ってる姿はちょっとマゾっぽいかなぁと感じつつ、そう言ってる傍からわさびを多めに乗せた蕎麦を一気に啜り込んで涙目になってる私もどうかなと考える。
(やっぱり「くっ・・・、うまっ」となる)Img_3254
天ぷらはサクサクなのに衣が軽過ぎず、大きな海老はぷりっとして頬張るとジューシーな甘みが流れ込んで幸せな口の中。
天せいろを頼むと天ぷらのボリュームが少なくてなんだか物足りない気分になる事がたまにあるけれど、ここではそんな思いをした事が一度もない。

お茶とおしぼりを出される時、一緒に置かれる香物。
このおかみさんの漬けるセロリの漬物がとっても美味しい。
本当に美味しい。
レジの横にちょこんとお土産用が置いてあるので、会計の時はついつい手が伸びる。
Img_3259 いつも混みあっている店だけれど、出来る限り通いたいと思うそんな蕎麦屋。

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2008年7月 4日 (金)

『鬼平犯科帳』をちょっとだけ観た

クーです。

最近ユキが中断していた『鬼平犯科帳』をまた読み出した。
それを見て負けじと私も読み返す。
何度読み返しても面白い。
面白いのだけれど他のも読みたいなとつい思う。
『剣客商売』と『藤枝梅安』は何冊か読んでみたものの、どうも性に合わなかった。
池波正太郎作品の中で最初に『鬼平』に手を出してしまった事を私は少し後悔している。
『鬼平』がガッチリ合い過ぎて他の時代小説や池波作品へなかなか気が向かない。
なので今は『真田太平記』と『火の国の城』を買うか否かとても迷っている。

そんな中、ネットで池波作品を検索していてTVドラマの鬼平を観たことがない事にふと気がついた。
そうしたら
「忠吾って、粂八って、伊三次って・・・あぁみんなどんな人が演じているのかしら」
と気になって気になってどうしようもなくなり、わーっと勢いでDVDを4本借りて来てしまった(中村吉右衛門が平蔵なのは知っていた)。
まだ鬼平の4巻辺りをじっくり読んでいるユキに
「あれ?『唖の十蔵』からじゃないや。ユキは見ちゃダメだねぇ」
などと言い渡したものの(私が鬼か)、結局ユキも本を置いて何話か観ることに。

のっけから「ジャジャーン!」みたいなオープニングに驚いてしまい、
「うへぇ、やっぱり止めとけば良かったかな・・・時代劇ってやっぱり馬に乗って走らにゃいかんのかい」
と苦笑したものの、せっかく借りてきたのだからと意地になって観た。
観たんだけれども・・・。

「おおぉ」とニヤっと出来たのは平蔵と忠吾と酒井くらい。
江守徹の左馬之助が出てきたときは何だか2人してぷっと笑ってしまった。
(私はもっと背が高くひょろっとしたイメージ、ユキはやはり背が高いがガッチリして大男のイメージらしい)
伊三次は「明神の次郎吉」(だったかな)あたりでやっとそれっぽくなって来たけど、最初は落ち着き過ぎていて誰だか分らなかった。
それに伊三次はもっと若いイメージだったなぁ。
がっかりしたのは「おまさ」。
そりゃ役者に化粧するなってのは無理だろうけど、「化粧っ気がなく、浅ぐろい健康的な三十過ぎの女性」という若々しいメージは無残に砕かれた。
一刻も早く原作を読んでこのTVドラマのイメージを忘れたい。

決定的だったのは「久栄」。
イメージがどうこう以前に
「久栄はこんな女じゃないやいっ」
とTVの前で1人ぶーたれてしまった。

でしゃばり過ぎ。
妙に可愛らしい女を演出しすぎ。
ここで久栄を出したら、こんな台詞言わせたら台無しじゃないの、と思う場面もしばしば。

私の中で久栄は、女らしさや優しさを持ち合わせつつも、
「女は男しだいにござります」
「近藤勘四朗など、あなたさまにくらべれば、塵あくたも同然」
とか
「もっとおやりなされませ。息の根が絶えてもかまいませぬ」
など、バサリと言い切ってしまうような「さすが平蔵の奥方様」と思える素敵な女性だったのに。

私の好きな沢田小平次(というか誰が誰だか分からなかった)がちっとも活躍しないし、粂八は出てくるの遅いし。
それに色々と事情があるのだろうけど、話の内容や設定が変わってしまっていたのも残念だった(特に「蛇の眼」)。
とにかくもっと殺伐としていて欲しかったなぁと思う。
だからこそ忠吾とか、他のちょっとした笑ってしまうような場面が本当に面白くて和むのに。
そんな訳でTVシリーズは五郎蔵が出てくる前にギブアップ。
どうも私にとって『鬼平』は映像を自分でチラつかせながら読む方が性に合っている小説のようだ。

でもエンディングの映像とジプシーキングスの「インスピレーション」はとっても良かった。
オープニングで裏切られた「『鬼平』はこうあって欲しい」との期待がそのまま形になっているようで嬉しかった。
まさしくこのイメージだ、とそこだけ見入ってしまうくらい好きだ。
「この曲を聴きながら原作を読むと最高だ」
というのがユキと私の異議なしの感想でした。

DVDの勢いもあってか、池波正太郎は『男の作法』をちょろっと読んだ事があるくらいだなぁという父と
「『鬼平犯科帳』がすごく面白くてね、あれ読んでるとすごく蕎麦を食べたくなるんだよねぇ」
なんていう話を電話のついでにしてみたら

「なんだかオジサンみたいだなぁ、お前。あはは」

と笑われ、ものすごく落ち込んで受話器を置いた私。
オジサンにオジサンみたいって言われたくないわ。

なんだかくさくさするな。
あぁもう、蕎麦を食いに行くぞ、蕎麦。

いいさ、オジサンでもかまわない。

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