カテゴリー「グルメ・クッキング」の33件の記事

2008年4月30日 (水)

魚卵まつりの夜

クーです。

東海林さだおの丸かじりシリーズの中で

「最後の晩餐に炊き立ての白米を食べてよいと言われ、その上おかずを一品だけつけてやろうと言われたら何を選ぶか」

という話があった。
確か東海林さだお自身は「生卵」がダントツで1位だったと思う。
で、その後が塩鮭とか納豆だったような気がする。
(本を引っ張り出すのが面倒だし、どの本に書いてあったか記憶も曖昧なのでそういうことにしておく)

これに異議を唱える人はそんなにいないと思う。
「生卵」は私も上位に入ってくる。
卵かけご飯は美味しい。
「納豆」もほぼ毎日食べるくらい好きだ。

でも1位じゃない。

私が選ぶなら「筋子」だ。

これこそ
「異議あり!」
の怒号が飛び交いそうだけれども。

海ナシ県で育ったくせに、新潟出身の母のおかげで我が家の食卓には頻繁に丸々一本で届いた新巻鮭や筋子が上っていた。
新巻鮭が届くと、指導するのは母、捌くのは父。
その楽しそうな様子は今でも覚えている。

余談になるけど、新巻鮭の尻尾と頭はどうするか。
我が家では頭は少し塩抜きをし、鼻から縦に半分に切ったのを鍋に入れたり煮物にする。
尻尾は気持ち多めに身を残し、そのままどこか風通しの良い日陰に吊るして数日干す。
イイ感じに乾燥したら骨ごと出来る限り薄く切り、なるべく良い日本酒にひたひたに漬け冷蔵庫で1日。
これは寒い冬にしかできないけれど、とにかくものすごく旨い。
鮭トバのような臭みがなく、クニクニした身と皮の食感がたまらない。
良い新巻鮭が手に入ったら是非試してみて下さい。

で、話を戻しますと。
静岡に来てから残念な事。
とにかく魚が置いてありそうな所には「マグロ」ばっかりだったということだ。
確かにマグロは美味しい。
生シラスや桜エビを初めて食べた時本当に美味しいと思ったし、
「あぁ、これが旬の物、その土地でしか食べられない物を食べる贅沢なんだな」
としみじみ思った。
それがとても幸せな事だということも理解している。

でも。
どうしても食べたくて食べたくて仕方なくなる物って皆絶対にあると思う。

隅っこに追いやられた何だか妙にピンク色のタラコ。
見かけても1、2個しか置かれていない妙に赤くてほぐれた筋子。
たくさん並べられてはいるけどなーんかピンとこない味の鮭。

スーパーはもちろんデパートの地下や魚市場なんかで彼らを見かける度、
「ひょっとしたら」
と期待しながら買ってくる。
そしてワクワクしながら1口。
「・・・そうか、そうきたか」
と小さく呟く。
鮭は1切れが2日かけてやっと消費され、筋子は危うく忘れそうになるくらい長い期間冷蔵庫に陣取ることになる。
もしかしたら意識的に見ないようにしているのかもしれない。
何度懲りても、
「今度こそ」
と思いながら一向に学習能力の向上が見られない。
そして毎度溜息をつく。

ここ2年程、新潟に帰る機会がなくてちょいちょい禁断症状が出ていた私。
先日ユキが突然
「なぁ、マルヒコに頼もうよ。」
と言ってきた。
マルヒコは新潟に行った時、少々遠回りしても寄る店だ。
随分前に「HPあったよ」と言った私の言葉を彼は覚えていてくれたらしい。

「でも高いよ?」
と迷う私に
「たまにはいいじゃん」
おお。なんという神のお言葉。
さっそく2人で新津弁を懐かしみながら電話注文をした。

コレクトコールのクール便でやって来た愛しい彼ら。
ニヤけた顔でいそいそと荷物を受け取る女。
配達のお兄さんはさぞかし不気味だったに違いない。Img_3053a
 写真じゃ見難いけれど奥が銀鮭、手前が紅鮭の山漬け。
「山漬け」っていうのは鮭と塩を交互に山のように積み上げる事からきた名前だとか。
もっと色んな種類を頼みたかったのだけど、去年は鮭が不漁だった為に中々手に入らないらしい。
なるほど、いつもよりちょいと薄い切り身のような気もする。
こっちでもノルウェー産のをよく見かけるのが頷ける。
ノルウェー産の物はソテーにするなら良いけど、塩鮭にすると脂がのりすぎていて私は苦手だ。

本当は「塩引鮭」が残っていたら1切れでも・・・なんて淡い期待を抱いていた私達。
時期が時期だし今年は本当に数が少なかったとのこと。
「塩引鮭」というのは村上名産の手間のかかる塩鮭で、塩漬けにした鮭を寒風で干す独特の旨味を持った高級品。
これを丸ごと1本買おうと思ったら目玉が飛び出るくらい高い。
でも食べると鮭の概念が変わってしまうくらいものすごく旨い。
これで鮭のおにぎりなんか作ったらもう他のは食べられなくなる程、独特の風味があって美味しい。

んん、残念。
まぁ時季外れなのは重々承知。
いいのさ、メインがあれば。
Img_3058a メインの魚卵たち。
写真左から「ます子」 「内地子(ないちこ)(鮭子)」 「たらの子」
筋子にも鮭の子とマスの子がある。
「内地子」っていうのは鮭子の事。元々は漁師がそう呼んでいたらしく、今じゃ若い人はあまり言わないみたいだ。

じゃ、魚卵まつりの始まりだよ。ひゃっほー。

とりあえず「紅鮭の山漬け」だけ焼いてみる。
ハッと気づいたら一口食べてしまった。
食べかけすみません。
Img_3066 はぁ。
旨い。
あのね、しょっぱいんだけどしょっぱくないの。
白い米がなくてもこの鮭だけで、腹の方まで食べられる塩加減なの。

ただ塩っぽかったり油ぽかったりする鮭とは違って、1枚づつ箸で取れるプリッとした身。
「そうです、鮭です」っていう鮭独特の味がしっかりする。
皮もパリっとして旨いなぁ。

では念願の「内地子」を炊き立てのご飯に。
Img_3073a
くぅ・・・。

「ど、どうした?」
とユキがビックリして聞いてきたくらい、私は泣きそうな顔になっていたみたい。
実際泣きそうなくらい旨かったわけだが。
だってこれが食べたくて食べたくて仕方なかったんだもの。

唇がヒリヒリするくらいしょっぱい。
けど旨い。
イクラとは違い、ねっとりとして噛みつくとトロリと濃厚な味が舌にまとわり付いてくる。
熟成した味。
このねっとりがたまらない。
コクがあって深みがあって。
ああもう箸が止まらないよ。

「マス子」は「内地子」と比べるとさらりとした味で少し独特の苦味がある。
よく見かける、なんだか鰹ダシだか醤油だかがプン鼻をついて不自然にプチンとはじけてしまう変な筋子とは違って、柔らかくプツリと割れて、とろりと口の中に広がる味はなんとも言えず旨い。
Img_3070a_3
たまたま見かけたこのビール。
まるで生ビールのような旨味と苦味があってすごくイイ。
でも今日はユキにグラスに注がれて
「飲まないの?」
と言われるまで手が伸びなかった。
いつも夕飯はビールを飲みながらちびちびとしかつままない私。

えへ。
ご飯2杯目。
(ユキの好奇の視線)
ルクルーゼで炊いた白米は美味しいな。
おこげつき。

こちらはユキたっての希望で多めに注文した「たらの子」。
Img_3071 明太子も確かに旨いのだけど調味液に付け込む分、どうしても卵が水分を多く含んだようにバラバラ感が増すような気がする。
それに比べるとこれは一粒一粒がキュっと締まって味が濃縮された感じ。
塩加減が抜群。

これも旨いなぁ。

少しもったいないけどシラタキとタラコをさっと煮炒めた真砂煮も美味しい(酒、みりん、ほんのちょっとだけ醤油をたらす)。
表面をサッと焼いて熱いほうじ茶を上からかけるだけのお茶漬けもこれまた旨い。
大好きだ。

ムッ。

なんか気配が。

あ。チコさん。

Img_3075a

スタンバイされていらっしゃいましたか。
(実は鮭を焼いている時からずっと足元でふにゃふにゃまとわりついて危険極まりなかった)

普段はあげないけど・・・しょうがないナ。

旨いものは皆で分け合おうか。

(鮭を小指の爪の先程)

ちょっ・・・早っ。

あぁ、なんて幸せなんだ。
今夜もし間違って突然死んでしまっても悔いはない。
(明日はイヤだけど)

「オレさ、普段あんまり鮭とか筋子とか食べないじゃん?」
と新たな筋子に手を伸ばすユキ。

そう言えばそうだね。
でも今日は私以上に食べてないか?

「だっていつものはやっぱり不味いし(笑)」

コ、コノヤロー。

いつも「コレ買おうよ」とかそそのかしておきながら、1口食べて「あれ?」と思ったヤツは私に喰わせていたんだな?
どうりで塩鮭も筋子も減らないわけだ。

九州出身の彼は今まであまり鮭だとか筋子だとかを食べた事がなかったらしい。
でも1度新潟に連れて行ってからは
「今回は何を買って帰ろうか?」
と私よりテンションが上がっているユキを見ることが多々あった。

喜んでパクパクと頬張る私を見て
「注文して良かったね」
と微笑むユキ。
でもひょっとしたら本当は彼の方が食べたかったのかもしれない。

コレステロール?

塩分過多?

なぁに、それ?

ま、たまにだからイイんです。

やっぱり私の白米の友第1位は「筋子」に揺るぎない。

そんなに旨いもんじゃないよなぁ?って思っている方。
是非ちゃんとした筋子や鮭を食べみて下さい。
筋子が愛おしくなるかもしれません。
(ウソ)

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2008年1月22日 (火)

よかとこ。

クーです。

帰省する時、博多駅では「特急つばめ」に乗り換えるんだけど私はこの列車が好きだ。

唐突ですみません。
別に私は電車マニアでも何でもない。Img_2804a
でも初めて
「なんかイイな」
と思った列車だ。
新幹線とかみたいに
「ほら、乗れよ」
みたいな冷たさじゃなくてあったかーい感じ。
乗務員の方が乗降時に(始発と終点だけだったかな?)ドアの外で丁寧に挨拶をしてくれる。
背筋のピンとした制服姿のキレイなおねーさんが、ニコニコしながら
「お疲れ様でした」
と優しく言ってくれるから、私は思わず
「つ、付き合って下さい!」
と手を出しそうになる。
飛行機みたいだし、ちょっと高級な列車に乗る気分。
車掌さんの方言交じりの話し方も心地良い。

新幹線を乗り継ぎ、混雑にうんざりし、ただ移動してますっていう味気ない作業のような帰省を
「今日は九州に旅行ざますのよ、おほほ」
と一気に旅気分にしてくれる。

設備もしっかりしている。
ビュッフェもある。
グリーン席にはもちろん、自由席にまでコンパートメントがある。
私達は2人だからもちろん遠慮するけど、このコンパートメントの前を通る度、
「この何処かにミスターと大泉さん達が・・・」
と思い出してニヤリとしてしまう。
(水曜どうでしょうの事なので分からない方はスルーして下さい)

でも九州新幹線が博多まで完成したらなくなってしまうのかな?
そしたらすごく残念だ。

だって九州新幹線は高いんだもの。
在来線は本数少ないし。
路線を増やすんだったら縦よりも横だと思うんだけどな。
「特急つばめ」はぜひ残して欲しいと思う。

それから慌ただしい帰省の中での唯一の楽しみ。
それは博多駅でお土産を買う時間。
(特に自分達への)

主に買うのは明太子とお土産ラーメン。
明太子は『魚住』と『博多あごおとし』が好き。
両方とも卵のツブツブ感がわざとらしくなく、明太子特有のエグミもなくてとても美味しい。

お土産ラーメンは今までいくつか買って帰ったことがあるのだけれど、なかなか「美味しい」と思うものに巡り合えなかった。
ところが数年前に、
「これで美味しくなかったら、もうこういうの買わない」
と手にしたのがコレ。

『太宰府八ちゃんラーメン』
Img_2847a
それ以後、毎回買って帰るようになっていた(笑)

こういうお土産ラーメンは、食べていてどうしても
「まぁ所詮お土産ラーメンだし」
と思ってしまうことがよくある。
そんな時は、せっかく作った味付け玉子やチャーシューがしゅんとして見える。
お前達、このスープに入る為に生まれてきたんじゃないよね、可哀そうに・・・・。
と涙が出そうになることがよくある(嘘)

でもここのは違うんだなー。
手作りの具達も、
「ヒャッホー、これこれ」
って喜んでイキイキしているように感じる。
「あーめんどくせ」とせっせと刻んだネギ達もキラキラと輝いて見える。
チャーシューも味付け玉子も、いつもよりしっとりと艶めかしく見える。
きくらげが「私はとんこつラーメンの為に生れてきました」と言っているのが聞こえる。
(オマエはなんの病気だ)
これがラーメン屋で
「はい、お待ち」
って出てきても全然怒らない。
むしろその店に通っちゃう。
替え玉もしちゃう。

細かい背油のような物が散っていて、かなりこってりしたスープ。
多めの油で少しとろみがあってちょっと太めの麺(博多ラーメンにしては)によく絡む。
トンコツの匂いとか味がしっかりとあるのに、食べやすい。
Img_2850a_2Img_2859a_2
家で食べるのは自分の好きな具をたっぷり入れられるし、麺も自分好みにバリカタに出来るから好きだ。

でも付属の乾燥ネギと紅ショウガはいらない。
その代わりというか「替え玉付き」のパックもあったら嬉しいのになと思う。
機会があれば本店までぜひ行ってみたい、そう思わせてくれるくらいに美味しい。
とにかく今まで食べたお土産ラーメンの中で1番好き。
(本音を言ってしまえば、今回食べた『一蘭』より好き)

九州は食べてみたい物、行ってみたい所がたくさんある。

「九州はよかとこョ。みんなきんしゃい」

いつか呼子で獲れたてのイカ刺身を食べるんだー。
日出町で城下カレイを食べるんだー。
お金があったら博多でアラも食べるんだー。

今年も食べ物ばっかりでいきます。

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2007年10月22日 (月)

定番。

クーです。

ここ数年、この時期の京都出張が多いユキ。

出張と言えばお土産。
京都のお土産と言えば。

うちじゃ、『漬物』もしくは『酒の肴になるもの』と決まっている。

「漬物」大好き。
私は自分で漬ける事ができないから、美味しい漬物はなお好きだ。

『大黒漬』と『あさごぼう』Img_2598a

これは先日のおにぎりの横にちらりと写っていたもの。
『大黒漬』は生姜と唐辛子がピリリと効いて、結構ワイルドな味。

「これはイイ」と2人して大絶賛だったのが『あさごぼう』。
ゴボウの風味がしっかりと残っていて、ボリボリとした食感。
甘めの味付けだけど、食べ終わる頃に少しだけピリっとした辛味が広がる。
おにぎりを一口がぶりとやって、直ぐにこれを一切れ放り込む。
漬物のほんのりした甘味と、おにぎりと鮭の塩っ気。
たまらない。

『千枚漬』Img_2663a   
2人とも大好物。
彼はパッケージに
「惚れた」
と思わず手にしたらしい。
しつこ過ぎない甘味と、この薄くてふにゃりとしてるのにシャキシャキとした食感。
スモークサーモンと一緒に巻いて食べるのもまた好きだ。

『東寺湯葉』Img_2671a
今年も食べる事ができました。
ありがとう。
コレもやっぱり好きだなぁ。
きくらげ、ゆり根、銀杏、椎茸。私の大好物ばかり。
油抜きして少し温め、ポン酢をちょんとつけて食べる。
もうね、美味しすぎる。

今時、取り寄せしようと思えばいくらでもできるけど、
「京都に行くよ」
と聞いた時に
「あ。あれ食べたいな」
と、ふと思い出し、それを楽しみに待つ事も、こういう物を美味しくしている様な気がしてならない。

年に1度の幸せ。

Img_2592a_6Img_2645aImg_2644a_3   
(『大黒漬』『あさごぼう』は「大安」 『千枚漬』は「西利」 『東寺湯葉』は「三田久」)

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2007年10月16日 (火)

どうにでもなーれ。

クーです。

2人で買い物に行き、理由もなく何の前触れもなく、何故か壊れた時のこと。

「何が食べたいかね」
「んー、刺身?」
「手巻きでもするか」
「あ。なんなら海鮮丼なんてどうだ」

おぉ、イイね。

マグロ、ヅケにもしよーぜ。

中トロー。

生シラス食べたい。

白身もヨロシク。

スズキ発見しましたー。

イクラ食べたい。

じゃあサーモンも買おうよ。

ホタテうまそー。

ウーニ、ウーニ!(ウニコール)

もうウニ買っちゃえよ!(ひゃっほう)

あのね。

どうしてこうなっちゃったの?
祝い事でも何でもないんだぞ?

Img_2383a

そりゃマズイわけない。
すっごい美味しかった。
もうこれ以上ないってくらいのボリュームで最高でした。

でもさ。
レシートを眺めたらさ。

泣けた。

つーか泣いた。

こういう物は、外で食べた方が絶対に得だと身に染みました。

食べ物に関わらず、年に何度か、こんな風に買い物で壊れる事があります。

給料日が待ち遠しい、そんな出来事でした。

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2007年9月30日 (日)

ぐるぐるまわってバターになる。

クーです。

ホットケーキが食べたい。
『ちびくろサンボ』のように何枚も重ねたホットケーキが食べたい。
ちびくろサンボはメイプルシロップなどなかったのだろうけど、シロップたっぷりのホットケーキが食べたい。

ホットケーキミックスってイイ匂いだなぁ。
焼く前につい舐めたくなるから恐ろしい。
子供の頃にペロリとやったら悲しくなったので今はやらない。

トラのバターは手に入らないし、トラのような縞模様には焼けなかったけれど。
Img_2285a

私は作ってシロップかけて、一口食べられたら満足だ。
だから後ろでワクワクしながら、ナイフとフォークを持つユキがいるから嬉しいし有難い。

「バターはこう、間々に塗るようにしないと。さあ、もっと持って来なさいよ」

「もっとシロップを・・・あ、ハチミツの方がいいな」

・・・・。

お前はプーさんか。

ブーになるから、それ以上バターもハチミツもシロップもやらん。

*追記
『ちびくろサンボ』について
私が幼い頃はこのタイトルの表記だったように思います。
今ではこの本が自主回収され、また復刻された理由についてほんの少しですが知っているつもりです。
他意はありません。
ただ自分の記憶のまま書きました。
この物語が大好きでした。
子供の頃に触れる絵本として素晴らしい作品だと思います。
また、このような作品が幼い頃の記憶にあるからこそ、大人になってから見える様々なことについて深く考えられるようになれるのではとも思っています。
もし気分を害されるような事がありましたらご一報下さい。
記事の修正、もしくは削除させていただきます。

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2007年5月22日 (火)

たまにはね。

クーです。

先日のジャムに気を良くしたワタクシ。
普段は米とパスタ中心の生活なので、ここはぜひともパンを購入しなければ。
嬉々としてパン屋へ急ぐ。

やっぱり「petit a petit」のパンは美味しい。

今日も今まで見たことないパンがずらりと並ぶ。
もう1度アレが食べたいと思って行っても、お目当てがナイ時が結構ある。
それでもあれこれ見ている内にだんだん楽しくなってきて、アレもコレもと拍車がかかり、Img_14311_2ついつい買い過ぎることがよくある。

あ。
思いもよらぬ袋の暖かさ。
焼きたてのパンがあるじゃない!
気づかなかったなぁ。
こういうのって得した気分。
車の中で思わずかじりついた。

「ペッパーシンケン」
campagne(カンパーニュ)の生地にペッパーシンケンハムとチーズ(って書いてあった)。
何、この美味さ。
肉厚で濃厚な味のハム。
それにとろりとしたチーズと、最後にピリリと効いてくる黒胡椒。
ここは「黒コショウとチーズ」がキーワードのパンが多い気がする。
ビールが欲しくなるパンにうっとり。
買い食いってイイなぁ。

Petit1_2今回気になったのは真っ黒のパン。

「ショコラ・フランボワーズ」
割ってみると中には木イチゴのジャムとチョコレート。
DOMORIのチョコ。
クワッて開眼しちゃうくらい酸っぱい木イチゴと甘いチョコレート。
このバランスがイイ。
食べ物じゃないような、赤と黒のコントラスト。
そのコントラストが、なんかイケナイものを食べているよう気分にさせる。
そういうちょっとした罪悪感がなんかイイ。

翌朝の食卓は珍しくサンドウィッチ。
しっかりした生地と、味が濃厚なカンパーニュなので、具を沢山入れても負けない。

大口開けてかぶりつく行為が楽しい。Img_15681_1
中身が落ちないように手と顔をぐいっと動かしながら食べるのが楽しい。
指とかほっぺたについた、ベーコンの油とかマヨネーズをペロリと舐めるのも楽しい。
この楽しさ、動きは和食だと体験できない。
サンドウィッチって楽しい食べ物だなぁ。

たまにはこういのもイイもんだ。

だがしかし。
やっぱり朝は米と味噌汁がイイ。

サンドウィッチはさ、準備がメンドクセーんだよね

だから今日は弁当ナシってことでヨロシクなんだな。

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2007年5月21日 (月)

夏の匂いと夏のcolor。

クーです。

東京に住む友人が、新丸ビルの地下で買ったジャムをお土産にくれました
『イグレックプリュス+』というショップ。Img_13862

田舎者なので「新丸ビル」という言葉だけで、
「おぉ~」
とか言ってヨロコビを表すワタシ。

そして「ありがたや」と写真まで撮ってみた。
空の青に映えるオレンジ色。
あら、イイじゃない。
なんか夏っぽい。
(直射日光は避けろと書いてあるが)

上機嫌で開けてみる。

良いにほい。
匂いまで夏っぽい。

「Mangues et orange au poivre」
(マングー・エ・オランジュ・オ・ポワブル)
マンゴーとオレンジのコショウ風味。

おぅ、おフランス。
ボンジュール。

甘さが控えめでゴロゴロ入っているマンゴーがジューシー。
そこにオレンジの苦味が一瞬口の中に広がる。
粒のままの胡椒が爽やかに香って、カリリとかじれば後味はピリリ。
不思議な味だけど、クセになる味。
ボーノ(←間違っている)。

Img_15512パンだけじゃなく、
肉料理のソースに使っても面白そう。
ウィウィ。

ここのジャムは
(コンフィチュールって言うんだって。ホントは)
沢山の種類がある。

私だったらこっちを買っただろうなぁっていうのも幾つかあった。

でも、お土産の楽しいところは、
絶対自分じゃ選ばないものを貰うこと。
新しい発見があるからお土産は楽しい。

オーストラリアから帰国して間もない彼女。
「日本人を満喫したいな」
としみじみ語ったのが印象的だった。

お茶漬け食べるかい?
温泉行こうか?
それとも京都でも行っちゃうか?

そんな彼女と話して。
そこにいると気づかない、気づけない。
日本人であるというコトの、ちょっとした幸せに気付いた日。

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2007年5月17日 (木)

使わないと。

クーです。

ある日冷凍庫を覗いたら、鶏ガラスープのストックが切れていた。

ちっ。
しょーがねーなぁ。

背後でデッカイ寸胴が囁いてきた。
(以前の記事に出てきた例のヤツ)

「あら、出番かしら?」

「う・・・うん」
しぶしぶ頷く私。

アナタ洗うの面倒なのよね。Img_12711
キッチンの流しじゃなく、風呂場で洗わないといけないし。
(チコ、オマエも入るかい?)

店頭での目測を誤って予想外のデカさ。
今まで使ったのは実質2回。
最初にラーメン作ったのと、おでんを1回。
おでん、食べても食べても減らなかったなぁ。
(遠い目)

溜息が出る。
けど、使う。
もったいないから使う。
あぁ、使ってやるさ。

普段、鶏ガラスープを取る時はル・クルーゼを使う。
だからガラは2羽で充分だ。
しかしあのデカイ寸胴を使う為にはいったい何羽分が必要なのか。
いや、そもそもデカい鍋を使うからといって、沢山作る必要はないハズだ。
ハズなんだけども。

あの、鍋の底が見えるのってなんかイヤじゃないですか?
(おでんが減らなかった理由がそこにあるんだよ、君)

何軒かの店を覗いてかき集めたのは8羽分。
途中で豚骨も発見。
取りあえずこれもゲット(勢い)。

まずは全部1度茹でてから下処理。
素人なので
「ここから出たダシは飲みたくないなー」
って所をかなりイイ加減に取り除いていく。

この下処理がメンドクサい。
かなーりメンドクサい。
だって8羽分+豚骨ってオマケまでついてる。

そもそも、なんでアタシはこんな手を脂まみれにしているのか。
なんでこんなに流し台を自ら汚すような事をしているのか。
なんでこんな事始めちゃったのか。
(それは鶏ガラスープがなくなったのとオマエの妙な勢い)
しかも「取りあえず」とか言って、なに豚骨まで買ってんだ。
チクショー。
こんな自分を殴りたい。
憎い。
鶏ガラスープが無い事に気付いた自分が憎い。
手がヌルヌル、ベチョベチョ。
あー、イヤだ。
もうここで全部投げ出してゲームでもしちゃうか。
やめたい。
やめちゃえ。
やめちゃうか。
声に出して自問自答。

でもここを乗り切れば後の作業は楽しい。

Img_0443_1Img_0446_2鶏ガラを入れても濁らない水が楽しい。
冷蔵庫のクズ野菜なんかを入れる。
この野菜とかを入れた時の色が楽しい。
キレーだなぁ。
うふ。
うっとり。

鶏ガラは静かに弱火で少しづつアクを取る。
豚骨は強火でグラグラ。Img_11982_1
これでもかこれでもかと湧き続けるアクを敵のように取る。

楽しいナ。
よし、ビール飲んじゃえ。
料理は飲みながら作ると上手くいく。

チコ、オマエも飲むか?

ビールが何本か空いて、外がすっかり暗くなった頃(ううん、どっちかって言えば深夜だった)出来上がった。
(豚骨は翌日)

Img_0503Img_05521_1

せっかくだからラーメンを作る。

(左:醤油+豚骨 右:塩+鶏ガラ)

家でラーメンを作る時は、せめてチャーシューと味玉は自力で作ると、なんとなく決めている。
味玉ちょっと茹で過ぎで残念。
チャーシュー、タコ糸で縛るのメンドーだった。
鶏ガラ、ちょっと油断(ビール飲んでて)したら濁ってしまい、かなりショック。
ネギの切り方がえらい雑だなー。

って、失敗と手抜きばっかりだな、おい。
ビール飲みながらだと上手くいくとかなんとか言ってなかったか?

(下処理で力尽きた感)

・・・・

ま、まぁ、味はなかなかの高評価。

そりゃ外で食べる方が美味しいのはもちろんなのですが。
(当たり前)
作る工程が楽しかったからイイんです。

小分けにして冷凍保存。
ガラスープを使う料理にはもちろん、色んな料理に使える頼もしいヤツ。
茶碗蒸しなんかをこれで作ると、「なんじゃこりゃー」ってくらいウマくなる(冷やして脂を取ってから)。
ホワイトソースと、このガラスープを使ったシチューも、
「なんじゃこりゃー」ってくらいウマくなる。
味噌汁にちょっとだけ入れると、「なんじゃこりゃー」ってくらい良いコクが出る。

お疲れ、寸胴。
じゃ、またいつか気が向いた時に会おう。
でも次に鶏ガラスープ作る時は君は使わない。

と思っていても。
ふいに、アナタを使ってみたい衝動に駆られる自分が恨めしいの。

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2007年4月24日 (火)

初めましての海苔。

クーです。

最近の朝食で私ではなく、ユキがハマっているもの。

それは修善寺が実家だという同僚から頂いた「海苔」。
実家ではこれが定番だという。
「修善寺」と「海苔」。
ちょっと私の中でイメージが結びつかない(中伊豆だから)。
これがちょっと変わった海苔でして。
「海苔」になる前の「海苔」と言えばいいのでしょうか。
海苔だけど海苔じゃない。
海苔になれなかった、いや、あえてならなかった海苔。
海苔というより海藻に近い海苔。

む。
訳が分からなくなってきました。
そして同じ文字を見ていると変な気持ちになります。

Img_08011   

見た目はお茶っぱですが、れっきとした海苔。

これを炊き立ての飯にパラパラとかけ、ごく少量の醤油をたらたらとかけ回す。
磯の香りがぷんと鼻をくすぐります。

海藻っぽい食感だけど、硬くはない。

飲み込む時に、
「うん、海苔だ」
と納得するといったところでしょうか。
あ、味噌汁に入れてもいいかもなぁ。

こんな食べ方もあったのか、と海苔の懐の深さを知る朝。

パクパクと頬張るユキを前に、ワタクシも世の奥サマ方と同じ事を思うワケです。
「他のおかずもちゃんと食えよ(コノヤロー)」

でも、まあ。

・・・・同じ海苔だったら、私は「アラ!」の方が好きかも。

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2007年4月23日 (月)

これは簡単。

クーです。

先日、梅干しは漬けられそうにないと言ったものの、昨年、九州の母が梅干しと一緒に送ってくれた青梅でこれは作りました。

梅酒。
とっても簡単。
傷つけないように洗ってヘタをとって、氷砂糖とホワイトリカー入れれば終わり。
あぁ、簡単。
私でもこの通り作れます。

Img_0307_1果実酒は実家でもよく作っていた。

風邪をひいたと咳をすれば、かりん酒が登場した。
夜中にパジャマのまま、チビチビと舐めるかりん酒。
全部飲むまで見守る親。
大嫌いだったから、なるべく咳を我慢した記憶も。

実家のキッチンの床下には梅酒はもちろん、ざくろとか、りんごとか色んな果実酒がギッシリ詰まっていた。

ある日、母が古い梅酒から梅を山盛りに皿へ取り出した。
さすがに果実酒は飲ませてくれなかったが、この梅だけは食べてよいとのお達し。
ひょうきん族の再放送を見ながらだったから、たぶん小学校1、2年生の土曜の午後だったんだろう。
幼いながら美味いな~、と思った。
2人で調子に乗ってパクパク食べた。

そして気がついたら2人とも眠り込んでいて、私はぐでんぐでんに酔っぱらっていたらしい。帰宅した父が見つけてカンカンに怒っていた。

思えばあれが人生初の二日酔いだったか。

Img_0322_1

この梅酒はブランデー入りで、甘さ控えめ。
出来上がりも上々。

ソーダで割って飲んでみる。
自分で作った分、買ったのよりも美味しく感じる。

毎日飲みたいわけではないけど、たまに飲みたくなる梅酒。

もう1年したら梅も食べよう。
さすがにもう酔わないだろうが、気を付けて食べることにしよう。

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2007年4月 6日 (金)

ハッピー?

クーです。

Img_0460 期間限定。

3兄弟。

右の通常サイズが小さく見えます。

通常が78g
Bigが176g
左のオバケが400g

えー?
400??

「プッチン!ハッピーパーティ!」

って書いてあるけど、そうだよなー。
3コパック全部よりデカイもんなー。

子供の頃、プッチンするのを親が嫌がった。
多分、洗う皿が増えるからだったと思う。

大きくなったらプッチンプリン自体を食べる事が少なくなったから、
私にとって「プッチン」するという事はかなりの憧れなのです。

それが今日、こんなオバケで念願叶うなんて。
にしし。

では、Let‘s プッチン!

Img_0466_1








物凄い迫力。
(途中、このまま容器を上げてイイもんかどうか非常に迷った)
Img_0468_1








わー♪

じゃなくて、

わぁ・・・・。

てな感じ。

FFのプリンを思いだす。
少々ゲンナリする程の圧迫感。

というかここまでデカイとグロイです。

黙り込む2人。

BGMのスガシカオの「アシンメトリー」が妙に切なく部屋に響きます。

Img_0469_2









通常サイズも乗っかります。

Img_0471









あ、落下した。
食べ物で遊んだらダメですな。

ではいただきまーす。

おう、ウマい。
でも普通のより少し固め。
そうしないと、プッチンしたとき崩れるからでしょうね。

Img_0472

・・・・・

もういらなーい。

ごちそうさまでしたー。

後はユキ、ヨロシクお願いします。
なんとか食べ切ったようですが、

「もう2度とプッチンプリンは食わない」

だそうです。
そもそも君がコレを買いたいと言ったんだ。

私はプッチンしたかっただけなんだ。

責任はナイよ。
と、思うよ。

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2007年4月 5日 (木)

いつかは。

クーです。

九州のユキの実家では、父が趣味で農業っぽい事をしている。
米も低農薬で、7分つきで送ってくれる。
とっても美味しい。

母は裏に沢山生えている梅から、梅干しを作る。
昔ながらの強烈にしょっぱくて酸っぱい梅干し。
端をちょびっとかじっただけで口の中は唾液の洪水。
とっても美味しい。
毎日1粒、お弁当にも1粒。
料理にも使う。

Img_0347_5   

でも2人じゃ追い付かないくらいの勢いで次々に送られてくる。
梅干しの瓶で埋め尽くされる我が家。

ありがたい。

ありがたいが、どうしよう。

床が抜けないだろうか。

ダメもとで職場の人間に
「梅干し食べる?」
と聞いたら
「食べる」
と即答。

本当は丸ごとの瓶を配りたかったが、差し支えない量を小分けにして配った。
これで少しは助かった、ありがたいと思っていた数日後。

「お母さん、梅干しまた送ってきた?」
「瓶持ってくるから梅干しまたちょうだい。家族がまた食べたいって」
と、なんとも嬉しい催促のお言葉。

中には焼酎だけではなく、熱燗の日本酒に入れて飲むなんて人もいた。
実際試したけど、これもまた美味い。
中途半端な味の梅干しではないから、日本酒の香りとよく合う。

私もいつかは梅干しを漬けられるようになりたいわ。
なんて思うけど、作り方が小難しくてヤメた。
スボラだから多分ムリっぽい。

いつかは私も漬けられるようになりたいもんです。

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2007年3月28日 (水)

辛いシアワセ。

クーです。

胃が悪い癖に、辛い物が大好きです。
でも、辛いラーメンとか辛いお菓子とか辛いカレーとかはあまり好きではない。

そうではなくて。

 家でソーセージを食べる時、マスタードじゃ物足りなくてタバスコをかけて食べる。

 回転寿司に行ったら、やはり廻っているワサビを必要以上につけ、
 「う、・・・キタ」
 と涙ぐんでみたり。

 家でおでんを食べる時、味の染みた大根や白はんぺんにたっぷりとカラシをつけ、
 「くぅ~」
 と眉間にシワを寄せてみたり。
 (家のおでんは関西風です)

 家でパスタを食べる時、必要以上にタバスコをかけ、
 「ビールに合うワ」
 と言ってみたり。

ユキに非常に嫌がられながらも、そういうのが好きです。

そんな私を知る友人が、メキシコの新婚旅行土産にくれた中にこんなものが。

Dvc00003_14
名前?

さぁ?

「サルサ」
「チリ ハバネロ」

しか読めません(バカでごめん)。

これがウマイ。

タバスコって酸っぱいし、ある程度の辛さにしかならない。
他の調味料も色々試したけど、
「なんかクサイ」
とか
「あんまり辛くない」
とかで、結局タバスコに落ち着いていた。

でもコレはイイ。
ソース自体に味があってすごくスパイシー。
そして結構辛い。
辛い物好きの欲求を満たしてくれる。

トルティーヤ、タコス、ジャンバラヤは勿論、肉料理、サラダ、魚介系のオリーブ炒め、トマト系のスープなんかに合う(と、思う)。
ビール(薄めのコロナとかオリオンビールとか)、テキーラなんかに合う味です。
パスタはダメですね。

じゃあ家にはどれだけ辛い調味料があるのか疑問に思い、並べてみた。Dvc00011_2

あら、以外に少ない。

お、タバスコがない。
ワサビもなかった。

気づいて良かった。買ってきます。

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2007年2月20日 (火)

何が違うのか。

クーです。
もやしのヒゲとり作業が好きです。Dvc00006_8
テレビとか見ながら、なんかこう、無心にやってしまう。
ぷち
ぷち
ぷち
って。
出来上がったモヤシ達を見ると妙な達成感(ヒマ人)。
モヤシを使うラーメン屋さん、私を雇いませんか?

で、モヤシを見ていたら『焼きそば』が食べたくなりました。
(本当は違うものを作ろうとしていた)

焼きそばと言えば、昔、不思議な焼きそばが好きだった。
ミートソースがかかったような焼きそば。
子供の頃、母と買い物に行った帰りに、スーパーのフードコーナみたいなレストランでよく食べた。
すごく好きだったんだよなぁ。
銀の平べったい皿で出てきて、フォークで食べる焼きそば。
ソースがすごくジューシーだった。
ユキに話したら
「えー、何それ?結局、スパゲティだったんじゃないの?」
むぅ。
そんなことないよっ。
あれは確かに『焼きそば』だった!

山梨に帰った時、その場所へ行ってみたのだけど、もうその店はなくなっていました。
あれは私の思い出の中の味なのかと思っていたら、
ありました!ありましたよ!

新潟のコンビニでは『イタリアンやきそば』とか『ミートソース焼きそば』とかっていう、焼きそばの上にミートソースがかかっている食べ物がちゃんと置いてあるのです(Wikipediaは便利だなぁ)。

おほほ。
私は間違ってなかったのよ!(たぶん)

てなことで作ってみました。

いたって簡単。
普通に焼きそばを作り、その上から作り置きしておいたミートソースを、少しデミグラスソースと砂糖を足し(甘酸っぱかった記憶)かけます。
青のりがなかったので、パセリで代用。
それだけ。Dvc00010_2
Dvc00008_5 完成。

我ながら上手くできたわ。
(かけただけじゃん)

どきどきしながら一口。

・・・・・

・・・・・

ん~・・・・。

違う。
なんかじゃなくて全然違う~。

あの麺がスルスルって入って、ソースがたっぷり絡んでくる感じじゃない。
味もちがーーう。

パセリか?・・・皿か?
(んな訳ナイ)

もっとよく調べたら、新潟の本家本元とも言えるみかづきって店で「イタリアン」ていうメニューがありました。
HPを見ると結構歴史のあるお店らしい。
幼かった私に、あの焼きそばを食べさせてくれた母自身(新潟出身)も、それが懐かしかったのかなぁ、とふと思ったり。

で、そこの写真を見てみたら、
麺が太い!

なるほど~。
麺を太くしてみたらちょっと違うかも。

太い麺かぁ。

焼きそば用でなかなか太い麺ってないわよねぇ。

∑(‘ロ‘)はっ、

パスタでいいじゃん!

・・・・

・・・・

「それじゃただのミートソーススパゲティだよ」
ユキのツッコミ。

だ、だよな。

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2007年2月 9日 (金)

片思い。

クーです。

毎日安い発泡酒ばかりで、たまには良い酒を飲みたいなと、日本酒を買ってきた。

私は昔から、洋酒系は大分飲んだとしてもそれ程酔わないが、日本酒や焼酎などを飲むと途端に酔っぱらう。
今までどれだけ彼らにおみまいされ、失態をやらかしかことか・・・。
どうも私の片思いらしい。
好きなのにツレない相手。
まぁ、自分が「うまーい」とグビグビ飲むから自業自得なんだけど。
だから最近は極力、外に行ったら手を出さないようにしている。

私は日本酒の中も、すっきりとした辛口の飲み口である新潟の酒が好きだ。
その中でも好きなのが、
「越乃景虎(こしのかげとら)」と「朝日山(あさひやま)」

「景虎」は昔、新潟の祖母の家でいとこが集まったとき、気前の良い親戚のオジサマが大吟醸のとびきりイイやつを一升瓶で持ってきた。
若い連中の手により、ろくにも味わいもせず、どんどん消えていく酒。
オジサマは「もったいない」と嘆いた。
すっきりと辛口なのに、味と香りが強く、存在感のある酒。
普通酒でも十分美味い。
祖母の家の近所に「景虎」を扱っている酒屋があるので、行って在庫があれば購入することにしている。
が、地産地消のごとく、あまりお目にかかれないので最近恋しい。
(来る時期が悪いといつもご主人に言われるのだけれど)

「朝日山」はたしか「久保田」と同じ蔵元が造っていたような記憶が。
貧乏舌なのかもしれないけど、「久保田」は上品すぎるというかあっさりしすぎているような気がして、個人的に「朝日山」の方が好き。

今回購入したのはF1020003
「〆張鶴(しめはりづる)銀ラベル」
新潟の村上地方の地酒。
清水にある、酒の種類が豊富に取りそろえられているお気に入りの酒屋で薦められた。
口に含んだ時は鼻に抜けるような香りとまったりとした味がガツンとくるのに、後味はすっきり、辛口。
美味しいー!ぐいぐい吞めてしまう。

え?
お猪口じゃなくてそれは湯呑じゃないかって?
ま、いいじゃないですか。
男らしくていいでしょ。

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2007年2月 1日 (木)

鶏もつ。

クーです。

先日、高校時代の友人の結婚式に出席した。
仲間内が久々に集まった場。
新郎側の友人として出席したのだけど、彼は式の新婦入場から泣きっぱなしだった。
年下のそれはそれは可愛い新婦さん。
ご親族方の目を気にしながら、私達は賛美歌の歌詞カードを持つ手を震わせながら笑いを堪えた。

珍しく2次会がなかったので、仲間内だけで飲みに行った。
選んだのは遅くまでやっている蕎麦屋。
男5人に女2人。
部活仲間なので全く色気がない(笑)。
「お前太ったなぁ」
うるさい。
そりゃぁ10代の頃と一緒にされたら困るのだ。
昔話だけでなく色々な話題に花が咲いた。
途中、写真を取り出し、子供の話しを始めた無粋な奴がいた。
最初は
「可愛いねぇ」
と目を細め皆で聞いてやったが、ちょっとシツコクなってきたので、
グイグイと呑ませ、お眠り頂いた。

この歳になってくると楽しい話しばかりでなく、少々暗い話題も出始め、なんだかちょっぴり切なくなった。
そんな中、つまみに選んだ「鶏もつ」を食べた1人が呟いた。
「ここは鶏もつが美味いから、蕎麦もうめぇな、きっと」

山梨の郷土料理と言えば、「ほうとう」が一般的かもしれない。
でも私が一番に思いつくのはこの「鶏もつ」。
これは山梨の蕎麦屋でよく見かける。
というか、必ず蕎麦屋に行けば頼む。
お品書きに無いとがっかりする。
彼が言った一言に私はなるほどと思った。
山梨の人はそういうのでも、蕎麦屋の良し悪しを判断するんだなぁと。

鶏のもつ(砂肝、レバー、ハツ、きんかん等)を甘辛く煮炒めたもの。
濃い味なので、蕎麦通の人は蕎麦の味や香りがそこなわれると言うかもしれないが、
私達にとっては蕎麦を食べる時、あったら嬉しいなぁって物だ。

私が知っている作り方は、F1020001
たまり醤油にザラメを溶かして煮詰め、そこへ更に蕎麦つゆ、みりん、赤ワインを加えて煮立てる。
下処理したもつを加え、煮立ったら照りととろみが出るまで鍋をあおる。

これが蕎麦と一緒に食べるとなんだか非常に合うのだ。
酒のつまみにも、白いご飯にもイケる。

彼が言った通り、そこの蕎麦は美味かった。

蕎麦屋で頼むと少々値段が高いかなと思う時があるけど、
まぁそこは、奢ったつゆをちゃんと使っているということで納得している。
家で作れば断然、安く上がる美味しい料理なのです。

是非に静岡の蕎麦屋でもメニューに取り入れていただきたいかもと思う一品。

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2007年1月28日 (日)

生ハム?

ユキでございます。
先週「伊駄天」を諦めての帰路途中、初めて「石原水産」に行ってみました。
焼津さかなセンターのように活魚が並んでいるかと思ったのですが、実際は加工品がほとんどでした。
その中で興味を引いたのが、
「まぐろの生ハム」

魚なのに生ハムって?

さっそく1本購入し、家で食べてみることに。
Photo_105
見た目はまぐろのサクって感じ。

薄く切り、まずは1口。

おぉぉ?

これは・・・。

生ハムですわ。
これは生ハムです。
魚臭さが全くなく、マグロの面影は、切った断面とほのかに舌に残る繊維質のみ。
本物の生ハムのねっとり感が少なくなったような、
さっぱりとしたお味でございます。
魚が苦手な人にはお勧めかもしれません。

クーに押し寿司を作ってもらって頂きました。3_1
こうすると、
「生ハム」ではなく、
「魚」
を食べている、という感じでございます。
山葵と醤油で美味かった。
まぁ、これじゃなきゃダメ!って訳ではないですが、
こんなまぐろの食べ方もあるのだなぁと感心した一品でございました。

興味のある方は上記のリンクからどうぞ。
ネット販売もあるみたいです。

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2007年1月 3日 (水)

絶対作る。

クーです。
お雑煮って色々ありますね。
関東、関西、地方それぞれ。
家庭の味ともなればもう星の数ほど。
おせち料理をきちんと作らない私ですが、大晦日、これだけはと作るのがお雑煮。
初めてユキに食べさせた時には
「なにこれ?」
と目を丸くしたものです。
今ではすっかり気に入ったようで、実家に帰らない年は Dvc00011
「今年も作るでしょ?」
と聞いてくるようになりました。
これは新潟の方でよく食べられる(はず)
「のっぺ汁」
材料は、
大根・人参・里芋・れんこん・こんにゃく・くわい・ゆり根・かまぼこ・塩鮭・いくら。
短冊切りにし、ダシで煮込む。お酒をほんの少し。
味付けは塩だけ。シンプルな料理。

お正月に祖母の家に行くと、石油ストーブの上でクツクツとこの鍋がいい匂いを漂わせていた。
台所でゆっくりと動く祖母の後ろ姿。
「まだ食べたら駄目だよ。明日の朝にね」
鍋を覗き込む私に祖母がそっと言う。
しっかりとレシピを教わった訳ではないが、大人になってから祖母の手伝いをしながらいつのまにか作れるようになっていた。
静岡はストーブ要らずだからちょっと悔しい。
各家庭によって作り方は違う。
近所のおばさんの家では醤油を入れるし、油揚げも入っていた。
もしかしたらこれは「のっぺ汁」って言わないのかもしれない。
でも祖母は「のっぺ」って言ってたんだよなぁ。

F1020013 材料からいい味が出るので、塩だけでも充分美味しい。
モチと非常に合う。
くわいのほろ苦さ。
火の通ったイクラは、クリーミーで、わたしはこれが好き。

皆さんはどんなお雑煮を食べましたか?

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2007年1月 2日 (火)

明けましておめでとうございます。

クーです。
新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
皆々様。

新年を迎えるにあたり、ワタクシ共はワインとチーズで乾杯してみました。
ワインは「シャンベルタン」F1020007_1
チーズは「グレ・デ・ヴォージュ」
どちらも期待充分で開けてみましたよ。
「グレ・デ・ヴォージュ」は、
「クセがなく、日本人にも食べ易いウォッシュタイプのチーズ。赤ワインの重厚な飲み口に合います」と言う説明を見て購入。
見た目もシダの葉が乗っていて可愛らしい。

で、
開けてみたらですねぇ、

く、臭っ!

刺激臭です。
「ギャー!手に付いたっ!」
新年早々、大騒ぎでございますよ。

昔、父がスェーデン土産に持ち帰った「山羊のチーズ」の記憶が蘇ります。
得意気に包みを開く父。
次の瞬間、惨事が待っていました。