クーです。
とっても美味しい蕎麦を食べました。
安倍川沿い29号線をぐんぐん登って行った、非常に分かりにくい場所にある店。
前回は道に迷いに迷って、結局売り切れで食べられず。
今回は開店前に到着してやりました。
一番乗りラブ。
こちらのご主人は「翁」にも居た方らしい。
でも、残念ながら私はいわゆる「翁詣」をしたことがない。
(並ぶのキラーイ)
だから蕎麦を比べようがないのだけど、「翁」がどれだけウマいかいろんな人から聞かされているので、かなりわくわくしながら蕎麦を待つ。
メニューはシンプル。
『もり』840円。
値段は「山梨 翁」と一緒(たしかそう)。
『田舎』はない(と思った)。
『焼き味噌』210円。
一杯やりたいとこだけど、我慢。
あ、向こうのお客さん、ビール飲んでる。イイなぁ。
焼き味噌を一口。
ビールをぐいっと。
そうでしょう。そうでしょう。
ウマいでしょうねぇ。
そっちを見ないように、
窓の外を眺めて自分をなだめてみる。
トイレにも行ってみる。
バリアフリーなんだな。キレイだな。
ビール飲みたいな。
日本酒でもイイんだけどな。
新しい建物。
新しいテーブルや椅子。
店内は広々として、木の良い香りが漂います。
先に来たお盆。
薬味とつゆ。
つゆの匂いを嗅いでみる。
くんくん。
おぉ、イイ匂いだワ。好きな匂い。
しばし待つと、ご主人自ら蕎麦を置く。
「美味しかったらもう1枚頼もうか」
と話していたのに、その蕎麦を見た瞬間に
「もう1枚お願いします」
って言っちゃった。
いえ、見た目だけで絶対そうだ、と確信した蕎麦。
細めに切られた蕎麦は薄い黄緑色。
途中で切れている、なんてこともない。
そのまま口へ運ぶ。
ズズッと啜った時に、唇と口の中を叩くように感じる表面のザラザラ。
ピチッと跳ね返るようなコシ。
噛みしめた時の歯に返ってくる「くにっ」とした食感。
水切り。
温度。
心地良い蕎麦。
そう、アタシはこういう蕎麦が好きなんだな。
先週、蕎麦屋で2度も負けた自分が涙でかすんで見えn。
(負けた蕎麦屋で払うお金程、悔しいものはナイ)
つゆのうまさ。
蕎麦つゆの辛さはコレじゃないと。
濃すぎず薄すぎず。
そうなんだよ、これなんだよ。
と心の中で呟きながら蕎麦をつゆに沈める。
普段はつゆを殆ど飲まない、ユキの徳利が空になった。
つゆをほんの少しつけるだけで美味いハズの蕎麦。
でもつゆが本当に美味いから、途中からそういう事もどうでも良くなってきて、
どっちが主役とかも関係なくなってきて、とにかく蕎麦もつゆも、
とにかく食べたい、啜りたい、飲みたい、あぁ、ウマい。
という、何が何だか訳が分からない、とにかく夢中で啜る状態になったらしい。
(なんかアブナイ人みたい)
だからですね。
お待ちになっていらっしゃる他の方々、スミマセン。
遠慮なく思う存分、啜らせて頂きますよ。
ブブッ、ズズッと私達2人の大音量が響きます。
はぁ。
シアワセ。
濃厚なタイプでは無い、香り良く上品な蕎麦湯。
こういう蕎麦湯は
「あぁ、食ったナ」
と蕎麦を食べ終わった感をしっかり味わえる。
最初に持って来て頂いた蕎麦湯。
でも2枚目があったので飲まずに置いておいたら、
食べ終わる頃、熱いのと交換してくれた。
嬉しい気配り。
「男性だったら2枚」とお店の方がおっしゃっていたけれども。
恥ずかしながら、蕎麦が大好きな私。
ここの蕎麦で満足したいと思うなら、女性ではありますが、
ワタクシ4枚はイケます。
もしかしたら5枚でも。
えぇ。多分、余裕で。(どんだけだ)
ただ、そうなると我が家のエンゲル係数が凄い勢いで急上昇し、その他諸々の生活まで脅かしてしまいそう(いや、確実に)なので、我慢。
そう遠くない場所にこんなうまい蕎麦屋ができた事に感謝した日。
「翁」行かなくてもイイんじゃないかと思わせて頂きました。
また来よう。
目指せ、一番乗り。
(地図をクリック。拡大してどうぞ)