カテゴリー「蕎麦(山梨)」の3件の記事

2007年9月28日 (金)

手打蕎麦 雲平 @南部町

クーです。Img_2342a

国道52号の「道の駅とみざわ」手前のコンビニの奥。
偶然見つけてから、いつか行ってやろうとずっと思っていたこの店。
だからその日は鼻息も荒く、早めに家を出た。

空回り。

11時半からだってさ。

今、10時半だねぇ。

・・・またやっちゃったな。

取りあえず車から降り、しばらくボーッと川を眺めてみる。

Img_2320a_2 数人が長い竿を持ち、川の中で佇んでいる。
「きっと鮎だね。友釣りだよ」
とユキが教えてくれた。

その辺に咲いていた彼岸花なんかを撮ってみる。
彼岸花は近くで見るより、わーって群生しているのを遠くから眺める方がいいな。

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実はこの花に今まで触ったことがない。

親から言われた
「毒があるから絶対に触ってはダメ」
という言葉と、
『花さき山』という絵本だったかな?
切り絵の黒と赤のコントラスト、そこに出てくる花の印象が強烈だった。
だから私は今もこの花を見ると、美しいなと思うのだけど妙な気分になる。
恐ろしいような、切ないような。
「日本昔話」のちょっと怖い話の時の音楽が流れそうになる。

まぁそんな事どうでもいいか。

あー。
暑いなぁー、今何時?

10時50分。

あぁ。

と、店の窓がガラリと開き、中からご主人らしき方が顔を出した。
開店時間が11時半からだけれど、これから火を入れるので11時20分過ぎなら中に入れますよと。
早く着き過ぎちゃってごめんなさい。
ではその辺を散歩してきますと笑顔で答え、ブラブラと時間を潰す。
こんなのもたまにはいいな。

頃合いを見て戻ると、6人程の1組がもう待っていた。
「すみませんね、暑かったでしょう。」
出てきた冷茶と揚げ蕎麦。

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よく冷えていておいしい。
揚げ蕎麦もカリカリで、甘くないかりんとうみたいだ。

『せいろ』と『二色(せいろと変わりそば)』をお願いした。Img_2332a_3

かなり細めに切られた蕎麦。
十割の蕎麦なのにもっさり感が少なく、しっかりとしたコシがあって、するっと喉を通っていく。
うわ、おいしい。

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蕎麦の味と香りが強いので、ダシの強い濃口のつゆが合う。
なんて言えばいいのかな。
気持ちの良い蕎麦。
あぁ私、写真なんて撮ってる場合じゃなかった(泣)
慌てたから写真がボケている。
十割だから素早さが大事。
ドンドン伸びます。

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今日の変わりそばは、更科粉に南瓜のそば切り。
(こっちもボケてる)
とても難しい技術らしい(ご主人が説明して下さいました)。
南瓜の甘みがほんのりと口の中に広がる。

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薬味はネギと辛味大根。
辛味大根もご自分で栽培されているよう。
蕎麦湯も頃合いを見て、アツアツの香り高いのを出していただいた。
最初、少なそうに見えた蕎麦も、食べ終わる頃にはかなり満たされた。

「今まで食べた十割蕎麦の中で1番好きかも」
とユキ。
なんで?と聞くと、
「男蕎麦だった。」

・・・ハイ??

「『せいろ』に荒々しい男らしさを、『変わりそば』に男の繊細さを感じた!」  

・・・・・・・。

(ポカーン)

全てにご主人のこだわりと情熱を感じられる、丁寧であたたかい蕎麦。
とても満足。
良い時間を過ごすことができた。

ご主人お独りで切り盛りされている為か、メニューの横にはこんな文字。
(クリックで大きくなります)

Img_2330ab_2Img_2328a_2 

行かれる方は是非、無理を言わず、のんびりとゆったりと待って下さい。
そうすればきっとおいしい蕎麦を食べる事ができるはず。

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2007年5月 4日 (金)

瓢亭@韮崎市

クーです。

山梨の蕎麦。
続きです。

韮崎市にある「瓢亭」。
韮崎ICのすぐ脇の側道を入っていった、少し分かりにくい場所。

半端な時間に行ったのが幸いし、店内は私達だけ。
貸切状態です。

Img_09221_5Img_09021_4Img_09001_5 清潔感がある広い店内と厨房。
あちこちに屋号である瓢箪が。なんだか良さ気。
トイレも非常にキレイで、あぁ、気分が良いです。

まず先に運ばれてきたのは「鳥もつ」。Img_09031_1
元山梨県民の私にはたまりません。
コレよ、コレ。
これがないと蕎麦屋に来た気がしない。
最初、結構量があるなぁと思ったのですが、ユキも
「うまい、うまい」
とパクパク。
あっという間になくなりました。
甘めのタレと、山椒の香り。
ジューシーで肉汁がじゅわっと広がる、
歯応えがあるのに柔らかい砂肝とレバー。
そしてこのレタスがまたイイ。
ウマし。
誰か私にビールを下さい、ビールを。

半オープンとも言っていいほど開放的な厨房からは、
天ぷらを揚げるゴマ油の香りと、ピチピチって音。
いよいよ茹で上げた蕎麦を水でジャブジャブ洗う音。
今、手と舌は目の前の鳥もつを味わっているのに、
耳はそちらが気になってしようがない。
なんかわくわくしてくる。
「音も御馳走」ってヤツですね。

「天もり」1000円は安すぎで嬉しくなっちゃう。
こちらの蕎麦は『外一蕎麦』。
十割の蕎麦に1割の打ち粉、という蕎麦らしいです。
(よく分かんないケド)

Img_09211_3Img_09161_3

平たく幅の広い蕎麦。
今まで食べた事がないくらい、幅がある蕎麦。
表面がザラザラしているタイプ。
だからこそこのコシと喉越しと香りが生まれるのでしょうか。
水切りもしっかりされ、冷たすぎない。
香りも茹で加減も好き。
そして美しい。

つゆは薄めですが、甘くなく私好みのお味。
これが蕎麦にとてもよく合う。
喉越しも香りもより引き立てている感じ。
少し煮干しも入っているのかなぁ?

残念ながら、天ぷらがジューシーなんだけどちょっとモサっとしていたかな。
量はかなり少なめでしたが、薬味いらずの美味しい蕎麦。

到着時間が遅かった為、私達の後に来たお客さん達でその日は店仕舞い。
(だから帰り際に撮影した外観ではのれんが仕舞われています)
あ、危なかった~。

この日行けたのは2軒。
最初から何軒も回るなんてムリだった・・・。反省。

お腹イッパイで苦しくなった私達は渋滞の待つ52号線へ向かいました。
ちなみにこの時期、52号の渋滞を避けたかったら(工事もかなり影響)、
富士川を渡り、300号を通って下部温泉へ抜け、また52号へ戻る。
(静岡から行く時は下部温泉から300号へのルート)
このルートがお勧めです。
細くてクネクネ道ですが。

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いち@北杜市

クーです。

我が家にはG.W.も仕事の人がいらっしゃる(・・・ちっ)。
だから近場をふらふらしようということになりました。
行先はもう一度行きたい、行ってみたい山梨の蕎麦屋へ決定。
(やっぱし食べる事優先)

まずは北杜市にある「いち」。

Img_09431_5Img_09461_3Img_09471_3141号線を須玉ICを超え、清里方面へずんどこ進む。
のどかですね。
八ヶ岳も見えます。

しばらく行くと右側に小さな看板が目に入ります。

その狭い道を看板通りに進んで行けば辿り着くのはこんな素敵な場所。
昔、病院だったという風情のある古い建物と、立派な庭が迎えてくれます。

Img_09491_3Img_09511_2Img_09521_4入口のシートに名前を書き、庭を散策しながらしばし待つ。
天気の悪い日は最悪でしょうが、今日は幸い良い天気。
ゴザやハンモックもあって、季節の花々をゆっくり鑑賞できる。
建物をバックに写真撮影する方も結構いらっしゃいました。

Img_09631_2Img_09591_2 昔のままの、それを生かした落ち着いた店内。
ギャラリーも兼ねているらしく、アートな展示物がちらほら。
テーブルや椅子、薬味入れもいちいち可愛らしい。
女性を連れて行ったら喜ぶでしょうなぁ。
(オマエも一応、女性では?)

Img_09641_2Img_09731_2野菜の天ぷらは、牛蒡、青大豆、タケノコ、山菜。
多分季節によって中身が変わったりするのでしょう。
1人前で充分な量があります。
ゴマ油の香りがとても良い。
かき揚げではないのでモサモサしていないし、牛蒡の歯応えが心地よい。
どこか家庭的なホッとできる滋味深いお味です。
蕎麦は極細。
私の好きな蕎麦ではなかったかも。Img_09861_2

何にしても、雰囲気を楽しむことができるお店です。
静岡で言えば、「池田屋」的な存在かなぁ。
蕎麦うんぬんではなく、マイナスイオンを味わったワ、と思えたお店でした。

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